手軽にトレッキングできるジャングルにあるター滝【沖縄:大宜味村】
Ta-taki waterfall in North area of Okinawa is powerful. Please click translation function on the upper right side of the screen.
観光客の方にとって沖縄=海のイメージが強いかもしれませんが、実は次の世界遺産認定候補地になっているのが固有種や絶滅危惧種が多く暮らすヤンバル(沖縄島北部)の森で、山の自然が素晴らしいのです。※奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島は、離島であることや本州とは気候が違うので、生物の種類が細かく分かれて固有化していく進化過程が特殊であることと、それがこの地域の固有種と絶滅危惧種の多様性に繋がっているので世界遺産の対象になっています。
そのヤンバルの森には大きな滝が【比地大滝(ヒジオオタキ)、ター滝、フクガ―の滝、轟(トドロキ)の滝】と4つあって、手軽にジャングル体験できます。
今回行ったのはそのうちの一つで大宜味(おおぎみ)村のター滝です。
ター滝の意味
沖縄の方言はターとはうちなーぐち(沖縄の方言)で二つという意味。【一つ、二つ、三つ、四つ】 は 【てぃーち、たーち、みーち、ゆーち】となります。

上流から二筋の滝が流れているのでター滝です(上写真)
ター滝は10年前までエコガイドが穴場として連れて行く秘境だった場所ですが、すっかり有名になって今や駐車場や水場も整備され、着替えなどもここで済ませることが出来ます。ちなみに川の中だけでなく山道も少し歩きますので滑りやすい靴は避けた方がよいと思います。長靴を履いている人や足になじんだクロックスの人などいろんな人がいますが、私のお勧めはマリンシューズです。そして男性の方でもラッシュガード付きのトレンカ(スパッツ)の着用をお勧めします。山の中にあるター滝では蚋(ぶゆ)や蚊(か)がたくさんいるので履いている方が安全です。そしてゴールにある滝ツボは大人でも首までつかるほど深いので水着を着て行った方が楽しめます。また、よかったら服装について書いたこちらの記事を参考にしてください。
ター滝の駐車場に車を停め、着替えを済ませたら徒歩10分ほど歩きます。そこが本当のター滝から流れる川の入り口です。私が最初に行ったときは川の入り口にこんなブランコが設置されていました。
入り口からゴールのター滝までの距離は短いですが、遊歩道がなく川の浅瀬や川沿いの山肌を歩きます。

川のすぐそばには沖縄固有種のリュウキュウハグロトンボやリュウキュウルリモントンボがたくさん飛んでいます。


そして山肌を歩けばオキナワキノボリトカゲ、リュウキュウアサギマダラやイシガケチョウなどたくさんの生き物を見る事もできます。




川沿いは岩をよじ登らないといけない所もありますが、これぐらいなだらかな道を行くことも出来ます。

いかにもジャングルを思わせるヒカゲヘゴが至る所に生えていて、姿は見えなくてもリュウキュウアカショウビンやリュウキュウメジロの美しい声や、ノグチゲラのドラミング(キツツキが木をたたく音)が聞こえてきます。


他にもたくさんの生き物や植物があるのでそれを楽しみながらゆっくり歩いても30分ぐらいで滝に到着します。ゴールの滝壺ではツアーガイドさんに引率された家族連れがライフジャケットを着て泳いでいました(下写真)。それまでの雨の量にもよりますが、この滝の勢いはかなり激しいので滝の付近に子供が近づくのは危険です。大人も十分注意して遊んでください。

沖縄の自然散策全般に言える事ですが、生き物、植物やその環境に知識があるのならば自分達で調べて行っても楽しいと思います。でもそうでない人はガイドさんと一緒の方が色々な知識を教えてもらえて、安全に行く事ができます。初めての沖縄観光で、時間のあまりない人ほど散策ツアーに参加することをお勧めします。
ホームページ
アクセス
名前:ター滝
住所:沖縄県大宜味村津波
駐車場:男女別のシャワーブースなども完備された駐車場有(2018年4月28日より有料化)
料金:入場料300円(1時間分の駐車代込み)それ以降は30分毎(ごと)に50円追加。
辺戸岬方面に国道58号線を車を走らせると大宜味村の平南川橋までくると大宜味シークワーサーパークの旗とター滝と書かれた案内板があります。
平南(へなん)橋を渡らずに右に曲がって川沿いに行くとター滝入口につきます。ちなみに大宜味村で食事するなら沖縄そばの名店【前田食堂】か沖縄料理の人気店【笑味の店】、食事とお土産を買うなら【大宜味 シークヮーサーパーク】になります。
名護の道の駅 許田から 車で約50分