イシガケチョウ(石垣蝶) 学名:Cyrestis thyodamas
イシガケチョウ (石崖蝶 又は 石垣蝶)
学名:Cyrestis thyodamas
チョウ目タテハチョウ科
石垣のような模様を持つボロボロの紙の様な翅を持つ蝶。
渓谷沿いの森林に多く分布し、翅は広げた状態で止まる。
温暖化により分布地域が北上しているようで和歌山の紀伊半島より西には確実に土着している。
実はこれ、国頭村でiphoneで撮影したもの。それぐらい翅を広げてじっとしていて一番撮影しやすいです。
砂利やアスファルトに翅を広げて止まると一体化してわかりにくいですが、その名の通り崖に擬態しています。アップにするとこんな感じです。
これは名護市轟の滝にて撮影。
これは伊江島タッチューで撮った葉の裏に隠れて日陰になったもの。
翅の黄色の模様の部分が赤く見えます。
春先に青いアオバナハイノキに止まる白のイシガケチョウの対比もきれいです。
イシガケチョウは3月から10月まで見ることが出来ますが、夏の終わりには半分にちぎれた姿でも飛び続けていて生命の力強さを見せつけられます。