リュウキュウアサギマダラ(琉球浅葱斑) 学名:Ideopsis similis
Ceylon Blue Glassy Tiger which lives in Okinawa. Please click translation function on the upper right side of the screen.
初めて見たのはヤンバルクイナを探しに行った国頭村の奥(おく)という場所で、あまりにきれいな蝶だったのでびっくりして慌てて写真に収めました。
リュウキュウアサギマダラ(琉球浅葱斑)
学名:Ideopsis similis
チョウ目タテハチョウ科リュウキュウアサギマダラ属
英名: Ceylon Blue Glassy Tiger
アサギマダラと名が付くが、アサギマダラ属のアサギマダラの亜種ではなく別のリュウキュウアサギマダラ属。アサギマダラより一回り小さく、羽の上の部分(前翅)と羽の下の部分(後翅)が同じ色で羽の模様も細かいので区別できます。アサギマダラ同様に幼虫(イモムシ)の食草はガガイモ科の植物(ツルモウリンカなど)で、それらは毒性の強いアルカロイドを含んでいるため成虫になっても体内に毒を持ち続けます。
その為、オオゴマダラなどと同じように鳥に食べられる心配がないため、ひらひらとゆっくり飛びます。また、一生を通して(幼虫、蛹(さなぎ)、成虫)派手な見た目なのは、毒を持っていることを敵に知らせる警戒色と考えられています。
タチアワユキセンダングサで蜜を吸っているのをよく見かけます。(上写真、下写真)
リュウキュウアサギマダラの雄(オス)は雌(メス)よりも少し大きく、羽の下の分(前翅)がとがっているのが特徴と図鑑などに書かれているが、私が自然にいるリュウキュウアサギマダラの雄雌を見分けることは難しいです。