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奇跡の鍾乳洞とウミガメの島☆世界遺産間近の沖永良部(おきのえらぶ)島プラン3(いろいろ見たい人向けの3日目)

2019年6月24日

 

A day that you can learn and experience so mach ☆Travel Journal of Okinoerabujima-island (Remote-island near Okinawa) for 3 nights . Please click translation function on the upper right side of the screen.

 

 

3日目は島の小さな観光地まで丁寧に回っていきます。本来なら二日に分けて回る工程なので子供さんが一緒だったり、ゆっくりみて回りたい方には向いてないと思います。その場合はこちらを参考にしてください。

 

 

沖永良部島の回り方(3日目 色々見たい人向け)

ホテルから車で約5分。

 

ジッキョヌホー

川がほとんどない沖永良部島は苦労した水汲みの歴史があるのですが、その中で比較的水が汲みやすかったのがこのジッキョヌホーです。水汲み場を中心に集落が発展した様子がよく分かる場所で、現在は子供たちが水遊びしたり、えらぶゆり(てっぽうゆり)の球根を育てるのに使われています。

ジッキョヌホー 沖永良部島
ジッキョヌホー 沖永良部島

ここから車で約15分走ると今度は太古の時代にタイムスリップできます。

 

中甫洞穴(なかふどうけつ)

約6000年前の土器が発見された中甫洞穴からは古代人の遺骨も見つかっていて、沖永良部島の歴史を知る上で貴重な資料となっています。

中甫洞穴 沖永良部島
中甫洞穴 沖永良部島

古代の沖永良部人に思いをはせたら、今度は沖縄からきて島を最初に収めた王様のお墓を見に行きます。車で約5分。

 

世之主の墓

沖永良部島の初代王 世之主の立派なお墓です。広い駐車場の前に看板が立っていますが、これがないと分からないかもしれません。

世之主の墓 沖永良部島
世之主の墓 沖永良部島

かなり立派なお墓で、石門で囲まれた奥に、さらに納骨堂があります。女性の子宮をかたどったトゥール墓です。

県指定文化財であり、世之主の他に一緒に自害した妻と子供、それに世之主に仕えた四天王(後蘭孫八、屋者真三郎、西目国内兵衛、国頭弥太郎)が葬られています。あまり手入れはされていなかったのですが、現在整備中です。ジャングル化していた頃はそれが逆に風景に馴染んで独特の雰囲気を醸し出していたので今度はどんな感じになるのでしょうか。

お昼ご飯を食べるために車で約10分走ります。

 

創作料理「とうぐら」

優しい大将とおかみさんがやっている創作料理のお店。「とうぐら」とは沖永良部島の方言で食事処の意味です。地元の人に松花弁当が有名だよと勧められて行きましたが、私にはボリュームが多すぎるので海鮮丼を注文しました。これもとても美味しかったです。

創作料理 とうぐら ランチ
創作料理 とうぐら ランチ

場所:鹿児島県大島郡和泊町和泊3-7
TEL:
0997-92-1345
営業時間:
11:30~14:00 / 18:00~22:00
休み:火曜

もしもお店が定休日の場合は島の人おススメのこちらのお店へどうぞ

お腹いっぱいですがすぐ近くで食後のコーヒーをテイクアウトします。

 

てるまに珈琲

沖永良部島は珈琲豆の生産に注目していて、自家栽培しています。自分の農園で育てた豆を使った珈琲を出してくれます。

珈琲の味はアイスコーヒーしか分かりませんが、口当たりはやわらかくさっぱりしていて飲みやすかったです。

てるまに珈琲 沖永良部島
てるまに珈琲 沖永良部島

住所:鹿児島県大島郡和泊町和泊9−3
TEL:080-8388-8080
営業時間:
13:00~20:00
休み:
月曜

この珈琲を絶景を見ながら飲みたいので車で約10分走って展望台を目指します。

 

笠石海浜(かさいしかんひん)公園

4月の終わりから5月の頭にかけてテッポウユリが一面に咲く笠石海浜公園。海水浴もできますし、浜辺を歩いて貝殻を拾うのもまた楽しいです。

笠石海浜公園の展望台から見えるウジジ浜 沖永良部島
笠石海浜公園の展望台から見えるウジジ浜 沖永良部島
貝殻

車で約5分。

 

国頭小学校の日本一のガジュマルの木

第一期の卒業生が植えたガジュマルは日本一の大きさです。小学校ですが開門している時間であれば、誰でも出入り自由です。マナーは守ってくださいね。

日本一のガジュマルの木 国頭小学校 沖永良部島
日本一のガジュマルの木 国頭小学校 沖永良部島

すぐ近い場所にある沖永良部島一番の観光スポットまでは車で5分

 

フーチャー

大自然が見せてくれる波しぶきはダイナミックですごい迫力です。沖永良部島にはフーチャーがたくさんあったのですが、その中でも比較的安全に見れる場所ということでこの場所のフーチャーだけを観光地化したそうです。

フーチャー 沖永良部島
フーチャー 沖永良部島

比較的安全といってもフーチャーの穴の周りには柵はありません。足元に十分気を付けて見に行ってください。

フーチャー 沖永良部島
フーチャー 沖永良部島

そろそろ観光も終盤に近付いてきたのでホテルの近くに戻りつつ観光します。車で約25分

 

後蘭孫八(ごらんまごはち)城跡

世之主の四天王のうちの一人である後蘭孫八。この方、実は平家の落人の末裔(まつえい)だそうです。あまり手入れがされていないため屋敷跡というよりはジャングル散策コースのようになっていますが、結構楽しいです。

後蘭孫八屋敷跡から車で15分。

 

大山植物園展望台

大山植物園展望台 沖永良部島
大山植物園展望台 沖永良部島

この時点でまだ空が明るかったら大山展望台から夕陽を眺めるのもいいですし、暗くなり始めて居たら星空を観察するのもいいと思います。ただ、展望台には金網が張ってあるのであまりよい景色とはいえません。

このまま自衛隊の駐屯地に入っていきます。

 

航空自衛隊沖永良部島大山駐屯所内にある大山スカイクラブ

沖永良部島の大山駐屯地はかつて米軍が基地として利用した場所です。基地の中にバイパスが走っていて、誰もがノーチェックで基地の中を車で通り抜ける事が出来ます。そして一般客も普通に利用することが出来る自衛隊員用のレストランがあります。かつて米軍基地だった時にナイトバーとして使用していたものを現在はレストランとして営業しています。メニューはフライやサラダなどで、普通の定食屋さんと同じです。

私は何度か米軍基地のレストランに行った事があるため、お店に入る事にそこまでの抵抗は感じません。しかし本州から来た人などは入りにくい雰囲気を醸し出しているように思えるかもしれません。お店は意外と普通なので行ってみて下さい。

住所:航空自衛隊沖永良部島分屯基地
営業時間:19:00~23:00

 

2019年6月24日

Posted by hana