第29回はり師きゅう師国家試験(問題44〜48)臨床医学総論のざっくりとした解説付き
目次
第29回はり師きゅう師国家試験(問題44~48)臨床医学総論
第29回はり師きゅう師国家試験(問題44〜48)臨床医学総論をクイズ形式にしたものと一問一答(ざっくりとした解説付き)です。
クイズ形式(問題44〜48)
問題と解答一覧
【問題44】季節性インフルエンザウイルス感染症の特徴で正しいのはどれか。
1.膿性痰を認める。
2.潜伏期は 1 週間前後である。
3.感染経路は飛沫感染である。
4.ワクチンで感染を防ぐことができる。
【解答・解説】3
3.感染経路は飛沫感染である。
【その他の選択肢】
1.膿性痰を認める。→インフルエンザ菌による細菌性肺炎などで見られる
2.潜伏期は1〜2日である。
4.ワクチンで感染を防ぐことができる。→完全には予防できない
【問題45】中殿筋機能不全を確認する徒手検査法はどれか。
1.トレンデレンブルグテスト
2.パトリックテスト
3.ブラガードテスト
4.マクマレーテスト
【正解・解説】1
1.トレンデレンブルグテスト
【その他の選択肢】
2.パトリックテスト(4の字テスト)→股間節疾患
3.ブラガードテスト→変形性腰椎症、腰部椎間板ヘルニア
4.マクマレーテスト→半月板損傷
【問題46】 血圧について正しいのはどれか。
1.心臓の拡張期に最高となる。
2.脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差である。
3.触診法で拡張期血圧が測定できる。
4.圧迫帯は肘関節に巻く。
【解答・解説】2
2.脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差である。
【その他の選択肢】
1.心臓の収縮期に最高となる。
3.触診法で収縮期血圧が測定できる。
4.圧迫帯は上腕遠位に巻く。
【問題47】反復する回転性めまいをきたしやすい疾患はどれか。
1.貧 血
2.髄膜炎
3.メニエール病
4.脳幹塞
【解答・解説】3
3.メニエール病
【その他の選択肢】
1.貧 血
2.髄膜炎
4.脳幹塞
【問題48】黄疸をきたす疾患はどれか。
1.糖尿病
2.慢性心不全
3.脂質異常症
4.溶血性貧血
【解答・解説】4
壊れた赤血球内のヘモグロビンが大量に処理され、黄色の関節ビリルビンが増大して黄疸が発症する
4.溶血性貧血
【その他の選択肢】
1.糖尿病
2.慢性心不全
3.脂質異常症