Translate:

ジブリの世界を体感する!美術館だけではもったいない!1日ジブリ漬けになるコース【東京:三鷹など】

2019年9月5日

 

Ghibli museum, you can understand Ghibli’s past works deeply than before. ☆Travel Information of Tokyo. Please click translation function on the upper right side of the screen.

 

東京都の小金井市や三鷹市には古くから数多くのアニメーション会社が在住していて、アニメオタクの聖域のような場所です。「千と千尋の神隠し」や「風の谷のナウシカ」に代表される世界的に有名なスタジオジブリの本社も東小金井にあり、スタジオジブリの美術館であるジブリ美術館は三鷹市にあります。

ジブリ美術館ができてから随分時間がたっていますが、チケットは発売後10日ほどで売切れる事もよくあるぐらい大人気です。ちなみに入館は完全予約制で、チケットはローソンのみで発売されています。

チケットが取れたらジブリ美術館だけではなく、江戸東京たてもの園を回って1日ジブリを堪能して欲しいです。

 

1日ジブリの世界観に浸るコース

ジブリ美術館

ジブリ美術館は1日4回(10時、12時、14時、16時)の時間で区切った完全予約制です。(完全入れ替え制ではないので仮に朝10時に入館した場合は閉館時間の18時まで楽しむ事ができます)

チケットは10時、12時から売れて行きますので毎月10日のチケット販売日になったら希望の時間がある場合はすぐにチケットを抑える事をオススメします。

 

ジブリ美術館へ入場

ジブリ美術館は井の頭恩賜(おんけい)公園の西側にあります。

 

ジブリ美術館  三鷹 
ジブリ美術館 三鷹

 

美術館の建物の外にもたくさんのジブリキャラクターが描かれています。

 

ジブリ美術館  三鷹 
ジブリ美術館 三鷹

 

入り口からは「風の谷のナウシカ」の巨大なロボット兵の頭だけが見えていているのですが、それがよりワクワク感を高めます。

 

ジブリ美術館  三鷹
ジブリ美術館 三鷹

 

建物に入る時にチケットを係りの方に確認されます。その時にチケット購入者(ローソンチケットで購入した人)は免許証などの身分証明書が必要です。予約の取れにくいチケットは今でも転売されることもあるらしく、必ず身分証明が必要になりますのでお気をつけください。また入場時間から30分間しか入ることが出来ませんのでそれも併せてご注意ください。(例えば14時のチケットを持っていたら14時半を過ぎたら入れません)

 

ジブリ美術館  三鷹 
ジブリ美術館外観  三鷹
ジブリ美術館  三鷹 
ジブリ美術館 外観 三鷹

 

ジブリ美術館で写真撮影

ジブリ美術館の建物内は基本的には撮影禁止です。例外として建物の外観(上写真2枚)と屋上(下写真4枚)とレストランエリアのみ撮影が許可されています。写真に収める事ができないのは残念ですが、じっくりと作品や空間に向き合ってほしいという美術館の思いから来ているのではないかと私は思っています。撮影可能な場所で1番人気のエリアは屋上で、「風の谷のナウシカ」にでてくる巨大なロボット兵の真下で写真を撮ることが出来ます。

 

巨大なロボット兵 風の谷のナウシカ ジブリ美術館  三鷹
巨大なロボット兵 風の谷のナウシカ ジブリ美術館 三鷹

 

ジブリ美術館の方が写真撮影の列を管理してくれており、並べは巨大なロボット兵と一緒に写真を撮ることが出来ます。ただし、ジブリ美術館の方は行列の前後で写真撮影をお互いにするように促してきます。後ろに並んでいる方が海外の方でも同様に指示されますので「Could  you please take (my) our photo?」と聞いてみましょう。

 

巨大なロボット兵 風の谷のナウシカ ジブリ美術館  三鷹
巨大なロボット兵 風の谷のナウシカ ジブリ美術館  三鷹
巨大なロボット兵 風の谷のナウシカ ジブリ美術館 三鷹
巨大なロボット兵 風の谷のナウシカ ジブリ美術館  三鷹

 

昼間に撮影した巨大なロボット兵も雰囲気があってとてもカッコいいのですが、実は日が暮れた後に撮影した方がもっと迫力があってカッコいいです。

 

巨大なロボット兵 風の谷のナウシカ ジブリ美術館  三鷹
巨大なロボット兵 風の谷のナウシカ ジブリ美術館 三鷹

 

他に撮影できる場所として見過ごしがちですが窓のステンドガラスなどもとても素敵です。撮影可能エリアのカフェテラス側から建物にはめられたものは撮影することが出来ます。

 

ジブリ美術館 三鷹 
ジブリ美術館  三鷹
ジブリ美術館 三鷹 
ジブリ美術館 三鷹

 

想像以上に時間のかかる2大エリア

完全予約制なのである程度人数管理が出来ているため、混みそうな巨大なロボット兵の前での記念撮影などは案外混まずに撮影できるのですが、実は想像している以上に時間のかかるエリアがカフェ「麦わらぼうし」とお土産「マンマユート」です。

 

1. カフェ「麦わらぼうし」

このレストランは入り口で「紅の豚」がお出迎えしてくれるカフェです。このカフェの素晴らしい点は「ジブリ映画に出てくるメニュー」が、かなりのボリュームで適正価格であるということ。そして残念な点は朝一番の10時のオープンと同時に来ない限り行列に並ばないとお店に入れないことです。レストランの外にテントの待合席があるのですが、そこには収まりきらず行列が続きます。席に座ったお客さんはゆっくり食事してもらおうというコンセプトだと思うのですが、お店の回転率がとても悪いのです。私は初めてジブリ美術館に行ったときは冬だったのですが15時ぐらいに並び始めて1時間40分並びました。そこで次回からカフェに行きたいときは朝一番の10時の回で入場するか、比較的空いている16時の回で入場することにしています。

このカフェに入るのにそこまでして並ぶのは、やはりここのメニューがかわいくて美味しいからです。一番かわいかったのは「小っちゃなマダムのチョコレートケーキ」です。これは魔女の宅急便でキキがプレゼントしてもらったあのチョコレートケーキです。

 

キキのチョコレートケーキ カフェ「麦わらぼうし」
キキのチョコレートケーキ カフェ「麦わらぼうし」

 

他にもミートソースのごちそうスパゲティ ¥1,600

カフェ「麦わらぼうし」 ミートソースのごちそうスパゲティ
カフェ「麦わらぼうし」 ミートソースのごちそうスパゲティ

 

畑ごはんのカツカレー ¥1,200

カフェ「麦わらぼうし」 畑ごはんのカツカレー
カフェ「麦わらぼうし」 畑ごはんのカツカレー

 

食いしん坊のカツサンド ¥1,100

くいしんぼうのカツサンド カフェ「麦わらぼうし」
くいしんぼうのカツサンド カフェ「麦わらぼうし」

 

お店を出る頃には、帰りはバスに乗らずに吉祥寺の駅ぐらいまでなら歩いて帰ろうという気持ちになるぐらいお腹がいっぱいになります。

 

2. お土産「マンマユート」

もう一つかなり混みあうところはお土産「マンマユート」です。三鷹駅や吉祥寺駅に行くと「マンマユート」の紙袋を持った観光客をよく見かけます。そこまで広くない店内にぎっしりと並ぶオリジナルグッズ。詰め合わせのクッキーもジブリ美術館の紋章マークが入っていてとてもかわいいです。それぐらいこのお店でみんな買い物するので、レジでお金を払うのに常に10~15分ぐらい並びます。また、お土産を選ぶというよりも「完成度の高いジブリ作品の美術品」を鑑賞するという感じです。ですから想像以上に「マンマユート」にいる時間は長くなります。

 

効率のいいジブリ美術館の回り方

何時の回に入ったとしてもカフェに行きたいときは共通して以下を実践しています。

  1. できれば入場15分前にはジブリ美術館前に到着(運がよければ入場開始時間よりも早く入れます)
  2. 最初にカフェ「麦わらぼうし」をチェックしに行き、待合席が空いていたらそのまま並ぶ。
  3. お土産「マンマユート」はお店の前を通るたびにチェックして空いていたらすぐに購入する  

 

 ※ちなみに混みあっているように見える映像展示室 「土星座」で随時放映されている短編映画は映画自体が10分程度の短いもので、1人1回しか見る事はできないため、実際はそこまで混みあっていません。しかも80名入ることができる映写室なのでそこまで気を付けなくても大丈夫です。館内を回っているタイミングで普通に並べは大丈夫です。

 

本当のジブリ美術館の堪能の仕方

展示室や企画展も素晴らしいですが、建物全体でジブリの世界観を表していると思います。館内のエレベーターや窓ガラスなど1つ1つが全て素晴らしいです。上で効率よく回る方法と言いましたが、それは時間をかけるべきところにかけてじっくりジブリ美術館を堪能したいと思っているところから来ています。自分だけの発見はカメラに収める事はできないかもしれませんが、その分じっくり見て、感じることが出来ます。

 

ホームページ

 

アクセス

名前:ジブリ美術館
住所:東京都三鷹市下連雀1丁目1-83(井の頭恩賜公園西園内)
TEL:0570-055777(9:00~18:00 休館日は休み)
営業時間:11:00~18:00 
定休日:火曜

 

ジブリオリジナルデザインのコミュニティバスで行く方法

 

ジブリ美術館  三鷹 バス
ジブリ美術館 三鷹 バス
ジブリ美術館  三鷹 バス
ジブリ美術館 三鷹 バス
ジブリ美術館 三鷹 バス
ジブリ美術館 三鷹 バス

 

ジブリ美術館へのアクセスは、JR三鷹駅南口 から出ているスタジオジブリがデザインしたジブリ美術館のコミュニティバスです。

料金:大人 片道210円 往復320円 / 子供:片道110円 往復160円

※往復割引券は、三鷹駅南口バス停前の券売機およびバス案内所で販売しています。

その他、吉祥寺駅から普通の路線バスで行くことも出来ます。2, 3分置きに調布方面行きのバスが出ていますので「万助橋」で下車すればすぐです。

 

 

井の頭恩賜公園を散策しながら徒歩で行く方法

ジブリ美術館は井の頭恩賜公園内にあります。春には桜が、夏には新緑が、秋には紅葉が、冬には椿がそれぞれ美しいです。公園内ではヒヨドリもたくさん見かけました。

 

ヒヨドリ (鵯)Hypsipetes amaurotis Brown-eared Bulbul
ヒヨドリ (鵯)Hypsipetes amaurotis Brown-eared Bulbul

 

 

どの季節に行っても素晴らしいのでJR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅で降りて、公園散策しながらジブリ美術館まで行くのもおすすめです。寄り道せずに各駅から美術館までは徒歩約20分です。

 

 

千と千尋の神隠しに登場する建物が3Dで見れる江戸東京たてもの園

江戸東京たてもの園はジブリ本社がある小金井市にある建物のテーマパークです。つまり3Dでジブリの世界観を味わうことが出来る場所です。たった400円で1日かけて回らないといけないほど広い敷地なのですが、「東ゾーン」には宮崎駿監督が公式に「千と千尋の神隠し」のモデルにしたと発言した建物がいくつかあります。ジブリ美術館からは約40分ぐらいなので行かないともったいないです。

 

例えば「千と千尋の神隠し」で釜じいが働いていたボイラー室のモデルになった武居三省堂は文房具屋(下写真)。他にもカオナシを追って乗り込んだ電車や「油屋」のモデルとなった銭湯などがあります。

 

武居三省堂 江戸東京たてもの園 釜爺 ボイラー室
武居三省堂 江戸東京たてもの園 釜爺 ボイラー室

 

また、「サツキとメイの家」のモデルの一つ赤い屋根の白い家は「西ゾーン」にあるデ・ラランデ邸です(下写真)。その敷地内にあるカフェで軽食をとることもできます。

 

デ・ラランデ邸 メイとサツキの家 武蔵野茶房 江戸東京たてもの園
デ・ラランデ邸 メイとサツキの家 武蔵野茶房 江戸東京たてもの園

 

江戸東京たてもの園については過去に書いたこの記事を参照にして下さい。

 

 

江戸東京たてもの園からジブリ美術館までは約40分ぐらい。ここの滞在時間をジブリ関連の建物がある「西ゾーン」のみに絞るとゆっくり写真をとっても約2時間ぐらいの滞在時間で回れると思います。食事やお茶をするなら更に1時間みておけば大丈夫だと思います。

是非ジブリ美術館と江戸東京たてもの園に行ってジブリの世界観を一日たっぷり味わって下さい。

 

ホームページ

 

アクセス

名前:江戸東京たてもの園
住所:東京都小金井市桜町3-7-1 都立小金井公園内
TEL: 042-388-3300
営業時間:4月~9月:9:30~17:30 / 10月~3月:9:30~16:30 ※入園は閉園時刻の30分前まで

料金:一般:400円 65歳以上:200円 大学生(専修・各種含む):320円 高校生・東京都以外の中学生:200円 
          都内在学または在住の中学生:無料 小学生・未就学児童:無料
休み:月曜(月曜が祝日または振替休日の場合は、その翌日)と年末年始

 

東京たてもの園
江戸東京たてもの園

 

バス利用

【JR中央線 武蔵小金井駅北口からバス】で5分「江戸東京たてもの園前」で下車後、徒歩3分
関東バス:4番のりば 鷹33(三鷹駅・武蔵野営業所)※4番のりばは、「MEGAドン・キホーテ」の前

【JR中央線 武蔵小金井駅北口からバス】で5分「小金井公園西口」下車後、徒歩5分
西武バス:2番のりば 武12(東久留米駅 御成橋経由) / 武13(清瀬駅南口)
      3番のりば 武21(東久留米駅 錦城高校経由) / 武15(滝山営業所) 

【JR中央線 東小金井駅北口からバス】で6分「北東部循環たてもの園入口」下車後、徒歩10分。
CoCoバス(小金井市コミュニティバス)のりば

西武新宿線の「花小金井駅」です。この駅には急行列車も停止します。駅からはバスで5分先の「小金井公園西口」バス停で下車徒歩5分で到着します。また、江戸東京たてもの園のある「小金井公園」には有料駐車場もあります。デートで行くなら、ドライブを兼ねた方が楽しいでしょう。ちなみに羽田空港から武蔵小金井駅行きのリムジンバスが運行しています。

その中でも台湾の九份(きゅうふん)が有名ですが、実は細かい建物のシーンでは、江戸東京たてもの園のに近いものが多数出てきます。

 

 

江戸東京たてもの園まではJR中央線 東小金井駅北口からバスが出ています。

 

 

2019年9月5日

Posted by hana