野良やぎだっています!沖縄県民に愛される動物No1☆山羊(やぎ)
本州だと牧場などでわざわざ触れ合いに行く生き物として山羊が飼われていますが、沖縄では山羊は犬同様に首輪をつけて散歩している風景をよく目にします。
また、それが脱走して野良山羊になって迷子になっていたりします。
もちろん普通に家畜としても飼われているのでトラックで運ばれているのにもよく遭遇します。
でも一番珍しいのは闘牛のように戦わせる「闘ヤギ」ではないでしょうか?
沖縄では山羊(やぎ)のことを「ヒージャー」といい、戦いやケンカのことを「オーラセ」といい、この闘ヤギは「ヒージャーオーラセ」としてうちなんちゅーに親しまれています。
名護(なご)の勝山(かつやま)で毎年3月に行われる「勝山シークワーサー花香り祭」の最大の見どころとしてヒージャーオーラセが行われるのですが、とても楽しいです。山羊(やぎ)は犬などと同じように飼い主さんに甘え、頭を撫でてもらおうとします。そしてこのお祭りの景品の1頭は頭にリボンを付けた仔やぎです。
また食用としても人気のやぎ肉は特におじい(おじいさん)、おばあ(あばあさん)などに好まれ、お祝いの膳として振舞われるのも沖縄らしいと言えます。
ちなみに離島では本当の野良(のら)山羊(やぎ)を見かけます。
寄ってみるとこんな感じです。