第30回はり師きゅう師国家試験問題(問題117~121)経絡経穴概論のざっくりとした解答付き
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第30回はり師きゅう師国家試験(問題117~121)経絡経穴概論
第30回はり師きゅう師国家試験問題(問題117~121)経絡経穴概論をクイズ形式にしたものと一問一答(ざっくりとした解説付き)です。
クイズ形式(問題117~121)
問題と解答一覧
【問題117】第 4 ・第 5 中手骨の間にあるのはどれか。
1.労 宮
2.少 府
3.腕 骨
4.落 枕
【正解・解説】2
2. 少 府
【その他の選択肢】
1.労 宮 → 手掌側、第2・第3中手骨の間
3.腕 骨 → 第5中手骨底と三角骨の間
4.落 枕 → 手背側、第2・第3中手骨の間
【問題118】経穴と取り方の指標の組合せで正しいのはどれか。
1.顴 髎 ーーー 眼角を通る垂線上
2.地 倉 ーーー 瞳孔を通る垂線上
3.四 白 ーーー 耳垂下縁を通る水平線
4.下 関 ーーー 頬骨弓中央の上際
【解答・解説】1
1.顴 髎 ーーー 眼角を通る垂線上
【その他の選択肢】
2.地 倉 ーーー 瞳孔を通る垂線上 → 商丘 → 四白 → 巨髎 → 地倉
3.四 白 ーーー 耳垂下縁を通る水平線→ 巨髎
4.下 関 ーーー 頬骨弓中央の上際 → 上関
【問題119】 所属経脈が表裏関係にあるのはどれか。
1.頭竅陰と足竅陰
2.手五里と足五里
3.腰陽関と膝陽関
4.腹通谷と足通谷
【解答・解説】4
4.腹通谷(腎経)と足通谷(膀胱経)
【その他の選択肢】
1.頭竅陰(胆経)と足竅陰(胆経)
2.手五里(大腸経)と足五里 (脾経)
3.腰陽関(督脈)と膝陽関 (胆経)
【問題120】 腓骨の後方に取る経穴はどれか。
1.陽維脈の穴
2.胆経の穴
3.胆経の絡穴
4.八会穴の髄会
【解答・解説】1
1.陽維脈の穴 → 陽交(胆経)
【その他の選択肢】
2.胆経の郄穴 → 外丘
3.胆経の絡穴 → 光明
4.八会穴の髄会 → 懸踵(胆経)
【問題】121 五兪穴で咳嗽と発熱に用いるのはどれか。
1.陰 谷
2.復 溜
3.太 渓
4.然 谷
【解答・解説】2
咳嗽と発熱に用いられる五兪穴は経穴(喘咳寒熱)。
2.復 溜 →腎の経金穴
【その他の選択肢】
1.陰 谷 → 腎の合水穴(逆気而泄)
3.太 渓 → 腎の原穴・兪土穴(体重節痛)
4.然 谷 → 腎の榮火穴(身熱)