第29回はり師きゅう師国家試験(問題101~106)東洋医学概論のざっくりとした解説付き
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- 1 第29回はり師きゅう師国家試験(問題101~106)東洋医学概論
- 1.1 クイズ形式(問題101~106)
- 1.2 問題と解答一覧
- 1.2.1 【問題101】病証において虚実挟雑証でないのはどれか。
- 1.2.2 【問題102】次の文で示す経脈の病証はどれか。 「48 歳の女性。発汗、目尻から頬の痛みがあり、耳鳴りが続き耳が聞こえにくい。」
- 1.2.3 【問題103】次の文で示す患者の病証で最もみられる症状はどれか。 「42 歳の女性。主訴は月経周期の乱れ。子どもの面倒をみながらの在宅勤務でイライラすることが多い。」
- 1.2.4 【問題104】経脈病証で咽喉の症状がみられないのはどれか。
- 1.2.5 【問題105】六部定位脈診で右手関上の沈の部が虚している場合、難経六十九難に基づく治療穴はどれか。
- 1.2.6 【問題106】腰殿部外側と大腿外側の脹痛に対して、侠渓を取穴した治療の法則はどれか。
第29回はり師きゅう師国家試験(問題101~106)東洋医学概論
第29回はり師きゅう師国家試験(問題101~106)東洋医学概論をクイズ形式にしたものと一問一答(ざっくりとした解説付き)です。
クイズ形式(問題101~106)
問題と解答一覧
【問題101】病証において虚実挟雑証でないのはどれか。
1.風熱犯肺
2.心腎不交
3.脾虚湿盛
4.肝陽上亢
【正解・解説】1
1.風熱犯肺
【その他の選択肢】
心腎不交や肝脾不和(肝鬱気滞+脾気虚)などが虚実狭雑の代表例
2.心腎不交=心腎陰虚(虚証)+心火亢盛(実証)
3.脾虚湿盛=脾気虚(虚証)+湿盛(実証)
4.肝陽上亢=肝(腎)陰虚(虚証)+肝陽の亢進(実証)
【問題102】次の文で示す経脈の病証はどれか。
「48 歳の女性。発汗、目尻から頬の痛みがあり、耳鳴りが続き耳が聞こえにくい。」
1.足の陽明経
2.手の太陽経
3.足の少陰経
4.手の少陽経
【解答・解説】4
4.手の少陽三焦経
【その他の選択肢】
1.足の陽明胃経
2.手の太陽大腸経
3.足の少陰肝経
【問題103】次の文で示す患者の病証で最もみられる症状はどれか。
「42 歳の女性。主訴は月経周期の乱れ。子どもの面倒をみながらの在宅勤務でイライラすることが多い。」
1.太 息
2.呵 欠
3.短 気
4.噴 嚔
【解答・解説】2
2.呵 欠 (あくび)→労倦
【その他の選択肢】
1.太 息(ため息)
3.短 気 →肺気虚
4.噴 嚔(くしゃみ)→風寒邪
【問題104】経脈病証で咽喉の症状がみられないのはどれか。
1.手の陽明経脈
2.手の太陽経脈
3.足の陽明経脈
4.足の太陽経脈
【解答・解説】4
4.足の太陽膀胱経脈
【その他の選択肢】
1.手の陽明大腸経脈
2.手の太陽小腸経脈
3.足の陽明胃経脈
【問題105】六部定位脈診で右手関上の沈の部が虚している場合、難経六十九難に基づく治療穴はどれか。
1.中 渚
2.商 丘
3.労 宮
4.曲 泉
【解答・解説】3
右手上の沈の部が虚している→脾虚。難経六十九難に基づく治療穴は「虚していれば其の母を補う」。脾は土であり、その母の火である大都(太陰脾経・榮火)と労宮(厥陰心包経・榮火)が選穴される。
3.労 宮
【その他の選択肢】
1.中 渚
2.商 丘
4.曲 泉
【問題106】腰殿部外側と大腿外側の脹痛に対して、侠渓を取穴した治療の法則はどれか。
1.局所取穴
2.循経取穴
3.分刺による取穴
4.難経六十九難の取穴
【正解・解説】2
侠渓は胆経に属する経血で、腰殿部外側と大腿外側を走行する流中なので
2.循経取穴
【その他の選択肢】
1.局所取穴
3.分刺による取穴
4.難経六十九難の取穴