ヤエヤマヒルギ (八重山漂木) 学名:Rhizophora mucronata
マングローブといえばタコ足状になっているこの木を連想する人も多いのではないでしょうか?
ヤエヤマヒルギ(八重山漂木)
学名:Rhizophora mucronata
ヒルギ目ヒルギ科ヤエヤマヒルギ属
沖縄で手軽に見るなら、東村の慶佐次(けさじ)が有名ですが、屋我地島の羽地内海も穴場でいいです。
何と言っても羽地内海の良いところはマングローブ林を歩くことが出来ます。
弓なりの呼吸根は支柱根と呼ばれるタコ足が特徴。
オヒルギ、メヒルギ同様に胎生種子といって木の上で発芽準備をして落下したとたん発芽します。
これはマングローブという海水と淡水というリスクの中でなるべく子孫を残そうとする戦略の一つですね。
海外では薪や炭、または紙の原料として使われます。
葉は分厚く先端に突起があり、裏側にはたくさんの黒い斑点があるのが特徴。
クリーム色の花が咲き、葉が大きいため別名 オオバヒルギとも呼ばれる。
マングローブは人の手によって植樹されていて、このサイズなら空港などで販売しているのも見かけます。