アオノクマタケラン (青野熊竹蘭) 学名:Alpinia intermedia
アオノクマタケラン(青野熊竹蘭)
学名:Alpinia intermedia
ショウガ科ハナミョウガ属
クマタケランよりも白地が多く赤味が薄い小さな可憐な花をつけるので「青」のクマタケラン。
月桃やクマタケランの葉の様な強い香りがありません。
また、花は上に向かって咲きます。(花序が直立している)本州(九州、四国を含む)でも比較的暖かい地域で見ることができます。
ヤンバルの森は5月のイジュの花が咲き終わって月桃、クマタケラン、アオノクマタケランの花祭り状態。
花の開き始めはこうやって巻き込まれているのが徐々に開いていきます。
アオノクマタケランは月桃(ゲットウ)と中国からはいってきたクマタケランの交配種です。
沖縄ではゲットウやクマタケランの葉を使ってムーチーというお餅に香りづけをしますが、このアオノクマタケランには匂いがないので使えません。
冬には赤い実をつけ、赤くなる前は黄色の実なのでとてもかわいい姿になります。
写真を見てたら山に入りたくなって来ました。