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首都圏の古い官舎(公務員宿舎)の家賃や引越し費用、ご近所付き合いについて

2020年1月28日

官舎のご近所付き合いについて

回覧板や集金制度

公務員宿舎(官舎)には今もまだ回覧板や掃除当番、会費当番などがある所が殆どです。しかし場所にも寄るでしょうが細々とした事が昔よりはかなり楽になっています。

例えば単身赴任で住んでいる方も多いので掃除当番などは自分が当番に当たった時は必ずしないといけませんが、用事がある時などは参加できなくても大丈夫だったりします。草ぬきなどは月1で集金される月会費から業者に委託している為、簡単にするだけでいい所が多いようです。また回覧板も手渡しではなく新聞受けや玄関のドアノブにぶら下げています。

様々な事の中で1番責任を感じるのがお金を取り扱う月1の会費回収当番ですが、階段ごと(10戸)に行われています。これも各々が会費回収当番の自宅玄関のポストに会費の入った集金袋を投函してくれます。ですから当番に当たったからと言ってそこまでの負担はないと思います。

 

どんな人が住んでいるの?

ファミリー層が1番多く暮らす公務員宿舎(官舎)ですが、単身赴任の1人暮らしの方もそれなりに住んでいます。私が住んでいる公務員宿舎(官舎)には色々な職種の方が住んでいて、例えば厚生労働省に勤めていたり、海上保安庁に勤めていたり、空港の検疫官だったり生活スタイルがバラバラです。ですから人によっては生活音が気になるかもしれませんが、私はそこまで気にならずに暮らせています。

ただし、単身赴任で1人で住んでいるはずなのに奥様や彼女じゃない人が出入りしている事もよくあります。普通に暮らしているとそういう事には気が付かないものですが、長らく公務員宿舎(官舎)に暮らしている奥様たちには分かるようです。

 

ペットは飼えるのか?

基本的にはペットを飼うことはできません。犬や猫などの鳴き声もした事がないのでコッソリ飼っている人もいないようです。うさぎやハムスター、鳥や熱帯魚や虫など他人に迷惑がかからない生き物を飼う事はできると思います。

 

退去費用について

現在、住んでいる状態なので退去費用については知り合いから聞いた事しか分かりませんが、財務省の通達「国家公務員宿舎に係る原状回復等の取扱い」については以下の様に規定されています。

 

ただし実際には原状回復の基準は管理人に一任されています。新しい建物ほど原状回復の査定は厳しくなるはずですが、リノベーションされた綺麗な神奈川の官舎を3年で退去した単身赴任の友人は自己清掃のみで持ち出し費用0円でした。また、東京都小平市の築50年以上の団地に2年住んでいた大人2人暮らしの友人夫婦も原状回復費用はかからず、ハウスクリーニング代のみの徴収でした。

しかし、東京都北区の築50年以上の官舎に子供が小さい頃から17年暮らした4人家族の方は退去費用が45万でした。その金額に初めは驚きましたが、よくよく考えてみればいくら古いとはいえ引越し時に初期費用無し、民間ならば数年毎にかかる更新費用無し、破格の月々の家賃を考慮するとそこまで高くない費用なのかもしれません。(私個人の意見としては管理人に交渉の余地はある金額だと思いますが)

公務員宿舎(官舎)はそもそも長く住む用に用意されているものではありません。異動(引越し)の多い公務員が住宅難民にならないように用意されたものなので、ある程度の長さで住む為のものです。

 

公務員宿舎(官舎)に住む利点

公務員宿舎(官舎)に住む1番の利点はなんと言っても比較的広い家なのに家賃が破格で安い事です。民間ではどんなにボロくても公務員宿舎(官舎)の家賃で住む事は出来ません。また子供を持つお母さんたちは、みんなで子供の世話をしているので子育て世代には暮らしやすいと思います。それぞれのライフスタイルでみなさんそこまで窮屈なく過ごされています。

ただし、これは私が住んでいる公務員宿舎(官舎)の場合です。いまだに水道の検診をして集金しないといけないような所や、手渡しで回覧板を回さなければいけなかったり、月の共益費などの集金も1軒1軒回らなければならない所もあるそうです。また省庁によっては職場が変わるなど特別な理由もないのに、退去命令が出る場合もあります。それに2、3年毎に職場の異動で引越ししなければならない場合も多いので、少々住みづらくても最初に住んだら次の引越しまで住んでみてもいいかもしれません。それでも耐えられなかったら、一般の賃貸へ引越しすればいいと軽い気持ちで引越すのも手だと思いますよ。

 

2020年1月28日

Posted by hana