世界で最も北で暮らすニホンザル「北限のサル」学名:Macaca fuscata
Japanese macaque which lives in Aomori. Please click translation function on the upper right side of the screen.
青森県白神山地の十二湖へ行く途中で見つけたのは北限のサルとよばれるニホンザルです。
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ニホンザル(ホンドザル)
学名:Macaca fuscata
霊長目オナガザル科マカク属
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本州、四国、九州に生息するサルをニホンザルと言いますが、青森県の下北半島に生息するニホンザル(ホンドザル)はヒト以外の霊長類では、世界で最も北に生息していることから北限のサル(ほくげんのさる)と呼ばれています。この北限のサルは「下北半島のサルおよびサル生息北限地」として国の天然記念物に指定されている一方で畑の食物を食い荒らすといった食害により有害鳥獣にも指定されています。
発見された当時は海岸だけを採食場にしてカサガイやホンダワラやアマノリなど海藻類、海から漂着するダイコン、キャベツを拾っていましたが段々と内陸部に進出してきて特にむつ市脇野沢では畑を荒らしたり、民家に侵入していますが解決策が見つからず事態は深刻になっています。
人慣れしているようで、私が最初に見つけたのは道路整備をしている係りの人の直ぐそばに座り込んでいました。
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その後も山の側面にたくさんいるのも見かけました。
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ニホンザルの亜種は屋久島にいるヤクシマザルで、ニホンザルよりも頭が小さく、より目がちです。また体毛が長く、身体の毛の色も暗褐色がかっています。(下写真左がヤクシマザル、右がニホンザルです)