ぶさかわ犬「わさおの家」（菊谷商店）【青森：鰺ヶ沢】
WASAO is so ugly that it’s cute # Travel Information of Aomori. Please click translation function on the upper right side of the screen.
ぶさいくすぎてかわいいという矛盾にも似た表現なのにそれがピッタリ当てはまるのが「ぶさかわ犬のわさお」。本州最北端に位置する青森県の海沿いのイカ焼きのお店で今も大切に飼われています。
わさおについて
わさおは有名になるまではレオという名で青森県の鰺ヶ沢町の海沿いのイカ焼きや「菊谷（きくや）商店」で飼われていた平凡な秋田犬でした。ブロガーのメレ山メレ子さんが大学生の時に自身のブログでわさおの事を紹介したことがきっかけで一躍有名になり、映画にもなりました。
その後、「つばき」をお嫁さんにもらい、娘の「ちょめ」が誕生しましたが、「つばき」が死亡してからは二匹で暮らしています。「わさお」は菊谷商店に住んでいるわけではなく、菊谷商店のオープンと共に出勤してきて、夕方になると自宅へ帰っていきます。このわさおを見る為に毎日たくさんの人が訪れる事から出勤予定などはワサオの公式Twitterやブログで確認することができます。ちなみに駅舎には出勤しませんが「わさお」と「ちょめ」は鰺ケ沢駅の観光駅長と営業主任として勤務しています。
菊谷商店
お店は見晴らしのよい所に立っているのですぐに分かります。私もTwitterでわさおの出勤を事前に確認して行きました。
海沿いなので建物が潮で錆びてしまうのは仕方ないです。この建物の前にも駐車可能でした。
イカ焼き屋さんなのできれいに並べられたイカが敷地内にはあります。
これを狙ってウミネコがたくさんやってきます。
https://island.f3-laboratory.com/?p=12364
写真撮影
菊谷商店の敷地内に「わさおの家」はあります。
誰でも出入り自由で写真撮影ももちろん可能ですが、写真撮影はかなり難しいかもしれません。それはカメラを構えた瞬間「わさお」は皆にお尻を向け、殆ど顔を上げないからです。
私が想像するに「わさお」はもう何年間も絶え間なくカメラを構えられ続けており、撮影されることを拒んでいるように見えました。時折、車が駐車する音で顔を上げますがすぐに伏せてしまいます。もしかしたら「わさお」が会いたい誰かが来た時はまた違うのかもしれませんが、なかなか正面から撮影するのは難しかったです。横顔が精いっぱいでした。
もしも「わさお」が顔を見せてくれていたら躊躇せず、すぐにシャッターを切ってください。その際フラッシュの電源をOFFにすることもお忘れなく。どんな生き物でも強い光はストレスになります。
その代わり、「わさお」にそっくりな娘の「ちょめ」はこちらを向いて撮影に応じてくれました。
「ちょめ」は「わさお」にそっくり。「わさお」のDNAが確実に受け継がれています。
なんだか「わさお」に申し訳なくなり早々に撮影をやめて、彼が少しでも美味しいものを食べれるようにと「わさおカレンダー2020」を菊谷商店で購入しました。
田んぼの真ん中を走る五能線
菊谷商店の前は道路なのですが、その向こう側には田んぼが広がっています。ふと目をやると鮮やかなオレンジ色の車両が汽笛を鳴らしながら五能線を走り去っていきました。とっさの事で撮影できませんでしたがとても絵になる風景でした。
ホームページ
https://www.toonippo.co.jp/category/blog-wasao
アクセス
名前：わさおの家（菊谷商店）
住所：青森県西津軽郡鰺ヶ沢町南浮田町美ノ捨59-19
TEL :0173-72-6766
営業時間：8：30～18：00（わさおは9:00～16:00出勤）
休み：無
駐車場：10台
新青森駅から車で約70分