ウミネコ(海猫) 学名:Larus crassirostris
Black-tailed gull which lives in Aomori. Please click translation function on the upper right side of the screen.
ウミネコ(海猫)
学名:Larus crassirostris
チドリ目カモメ科カモメ属
日本の代表的なカモメの仲間で基本的には留鳥ですが、北海道や本州北部など寒い地域で繁殖するウミネコは冬になると南下するものも多いです。夏から秋は餌となる魚のいる場所に群がっているので「漁場を教えてくれる鳥」として漁師に重宝されてきました。鳴き声が「ミャー」と聞こえることからウミネコと名前がついたとされています。
繁殖期になると、それぞれの生まれた場所に戻り、大規模なコロニー(集団営巣地)を形成する習性するのですが、日本で特に有名なの繁殖地が青森県八戸市の蕪島(かぶしま)で、毎年4〜5月に約3万羽のウミネコが集まり、1万羽の雛が孵(かえ)るといわれています。蕪島以外にも岩手県椿島(つばきじま)・陸前江ノ島、島根県経島(ふみしま)、山形県飛島がウミネコ繁殖地として、天然記念物に指定されています。
上写真は青森県の「わさおのいえ」がある菊谷商店で撮影しました。
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