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真っ白で荒々しい岩肌を下から見上げる日本キャニオン【青森:白神山地】

 

Nihon Canyon in Shirakami-sanchi has white rock faces # Travel Information of Aomori. Please click translation function on the upper right side of the screen.

 

世界遺産白神山地の日本海側、十二湖の近くには真っ白な岩肌がそびえたつ日本キャニオンがあります。

 

日本キャニオン

火山灰が圧縮されて出来た凝灰岩の山が浸食や崩壊によって山の斜面がむき出しになったことで大断崖が形成され、アメリカ合衆国のグランドキャニオンを連想させることから「日本キャニオン」と名前が付けられたそうです。白神山地である津軽国定公園内にありますが十二湖同様に「白神山地世界遺産地域」には入っていない場所です。

 

日本キャニオンを下から見上げる場所への行き方

日本キャニオンは雄大な景色を眺める展望台へ行くのが一般的なのですが、どうやら地面から見上げる場所に行く方法もあるらしいということで青森に行く前から行き方について調べてました。

十二湖駅から十二湖に向かって車を走らせると「日暮橋バス停」の横に日暮橋駐車場があります。駐車場のには「津軽十二湖自然休養林」の看板があるのでそれを目印に停めて下さい。

 

 

そこから十二湖方面に目を走らせると近くの森の中に「保健保安林」と書かれた看板が見えます。そこが日本キャニオンの麓に行く事が出来る道です。

 

看板には日本キャニオンとその周辺の地図が書かれています。

 

ブナの木が生い茂る森の中を進んでいきます。

 

暫く歩くと丸太の端が架かっている小川があるのでそれを超え、人が歩いてできたと思われる左側のケモノ道に進みます。

 

丸太の橋がかかった川を超えた後、もうひとつ川と呼ぶにはあまりにも小さい小川があります。川に沿って歩かず、川をまたいでケモノ道に進みます。

 

それをまたぐと川を正面に見て左手に本当に小さなケモノ道があるのでそれをまっすぐ行くと砂防ダムに出ます。

 

 

砂防ダムの左に小さな階段が付いているので登ると薄っすらと日本キャニオンも見えます。

 

日本キャニオンを下から見上げられる場所に到着です。

白い岩肌が見える山がそびえ立ち、紅葉をより綺麗に見せてくれます。この写真を撮影した場所の奥にも森がありトレッキングできるようですが、その場合は本格的な登山靴を用意した方がよさそうな感じでした。「日本キャニオン」で検索すると一般的にはここから撮られた写真がでてくるのですが、実際に推奨されているのは「日本キャニオン展望台」で日本キャニオンのごく一部しか見えないのでがっかりされる事が多いようです。自己責任で行くなら、クマよけに大きな音の出るものを忘れずに・・・

 

ホームページ

 

アクセス

名前:日本キャニオン
住所:青森県西津軽郡深浦町 国道280号 ※「日暮橋バス停」の横に日暮橋駐車場がありますのでそこを利用して下さい。

この場所はクマが出る事もある為、青森県観光協会では個人で行く事を推奨していません。クマよけの鈴なども必ず持参し、自己責任で気を付けて行ってください。登山ルートの一部になっていますし、必ずクマが出るというわけではありませんが自然の場所に私たちがお邪魔していることを忘れないで行動することをお勧めします。私は100均一で大きめの鈴を用意しました。

 

 

Posted by hana