マムシグサ(蝮草)学名:Arisaema serratum
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マムシグサ(蝮草)
学名:Arisaema serratum
サトイモ科テンナンショウ属
北海道から九州の山地や平地の湿った場所に生息します。一年を通して全く別の植物のようになる雌雄異株の多年草で、背を大きく成長させた場合には 60cmにもなります。紫褐色のまだらな模様がマムシに似ている所から和名は付けられました。同じサトイモ科テンナンショウ属のムサシアブミやウラシマソウとよく似ています。
口の中を「ハリセンボン飲んだ」状態にして激痛が走るシュウ酸カルシウム、強いエグ味で口内を麻痺させるサポニン、横隔膜がマヒして呼吸が出来なくなるコニインが含まれます。ほんの少しでも誤って口に入れた場合は唾も飲めないほどの激痛がします。 また、激しい下痢や嘔吐、心臓麻痺を起こし、最悪の場合は死亡することもあります。
下写真は秋にトウモロコシみたいな実をつけたものです。開花時期は春ですが、花は仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれていて外から見る事はできません。
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上写真は日本一の大イチョウの駐車場付近で、下写真は十二湖の森で撮影しました。
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青森旅行中はあちこちでマムシグサを見かけましたが、奥入瀬渓谷では特にたくさん観察できました(下写真)
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