ムサシアブミ(武蔵鐙) 学名:Arisaema ringens サトイモ科テンナンショウ属
Japanese cobra lily which blooms in Okinawa. Please click translation function on the upper right side of the screen.
ムサシアブミ(武蔵鐙)
学名:Arisaema ringens
サトイモ科テンナンショウ属の多年草
シュウ酸カルシウムを含む毒性の強い植物です。特に根の部分に多く含まれます。
ムサシアブミの花は仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれていて外から見る事はできませんが、仏炎苞の形が乗馬するときに足を載せる鐙(あぶみ)を逆さにした形に似ています。鐙は武蔵の国(近年の東京近辺)で良質なものが作られていたこともあり、武蔵鐙(むさしあぶみ)と呼ばれるようになりました。
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ムサシアブミは平安時代(935年)に書かれた和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)には加岐都波奈(かきつばな)として記載されていたように古くから日本に生息する植物です。同じサトイモ科テンナンショウ属のマムシグサとよく似ており、秋には赤い実をつけます。