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イボイモリ 学名:Echinotriton andersoni 妊娠中

2018年11月29日

  イボイモリ 学名:Echinotriton andersoni イモリ科イボイモリ属。 これは国頭村の山奥でであった妊娠しているイボイモリ。この状態でみるのはとても珍しいです。 すこし体が横に大きくなっているのがわかるでしょうか?     沖縄本島や奄美大島、徳之島などに生息する固有種。イボイモリ属の模式種で絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。生きている化石の異名を持ちます。 自然観察会で子供さんが見つけたのを撮影させてもらいました。撮影のあとはちゃんと元の ...

ヤンバルクイナ(山原水鶏)Gallirallus okinawae

2018年11月29日

  自然豊かなヤンバル(沖縄北部)の中で1番有名なのが飛べない鳥   ヤンバルクイナ(山原水鶏) 学名:Gallirallus okinawae ツル目クイナ科 国の天然記念物であり、絶滅危惧種IA類 (CR)です。     ちなみにヤンバルクイナは大宜味村以北でしか今のところは発見されていません。もしも他の地域でヤンバルクイナかもと思ったなら、それはバンの可能性が高いです。   バン   沖縄の鳥=ヤンバルクイナと知られているので県鳥 ...

パッションフルーツ

2018年11月28日

  南国のフルーツパッションフルーツ。 私の中のイメージはツヤツヤしたもので、実際に名護のJAファーマーズで売っているのツヤツヤしたものです。 そういうものだ思っていたのですが、こないだ友達にパッションフルーツを送った時にJAのおばちゃんが「シワシワのパッションフルーツが甘くて美味しいから送るなら待った方がよい。」と言ったのです。 「シワシワって何?」と思ったんですが、その事実を友達に伝えて送ったところ、すでにツルツルになって売られているものは待てど暮らせどしわしわにはならないそうです ...

バンシル―(グァバ)

  沖縄に来て実の形をしているグァバを初めて見ました。本州に住んでいるとなかなかお目にかかることはないのですが、沖縄ではバナナの木同様に庭木として植えられているのをよくみかけます。 うちなーぐち(沖縄の方言)ではバンシルーと言い、実のまま食べます。   食べるんですが、小さな固い種がたくさんあって、食べるとじゃりじゃりいって食べにくいです。 私がそう訴えると、うちなんちゅーは「キウイだって種ごと食べるさー。甘くて美味しいさー」と笑って答えてくれます(笑) このバンシルーの実は ...

ナンゴクネジバナ ムカゴソウ(零余子草)学名:Herminium lanceum var. longicrure

2018年11月26日

  ムカゴソウ(零余子草) 学名:Herminium lanceum var. longicrure ラン科 ムカゴソウ属 虫のむかごに似ていることが名前の由来です。 ピンクのナンゴクネジバナの後ろに咲いているのがムカゴソウ。(下写真の赤矢印) ナンゴクネジバナ   絶滅危惧IB類。花自体も地味な白に近い黄緑色なので見つけにくいです。 名護岳で撮影しました。  

スパイダーリリー 学名:Hymenocallis speciosa Salisb.

2018年11月25日

  初めて遠目で見たときはハマユウかと思ったのですが、同じヒガンバナ科のユリでした。 ハマユウ   スパイダーリリー 学名:Hymenocallis speciosa Salisb. ユリ目ヒガンバナ科ヒメノカリス属   西インド諸島原産。沖縄では6~7月に咲きます。甘い香りが特徴です。   確かに蜘蛛の脚の様に見えますね。 これは海洋博公園内にて撮影しました。  

カフェやぶさち

2018年11月25日

  沖縄は独自の国開きの歴史をもっていて、その名を琉球開闢七御嶽(りゅうきゅうかいびゃくななうたき)と言います。簡単にいうとアマミキヨという神様が7つの森を作ったのですが、そのうちの一つ藪薩御嶽(やぶさつうたき)がカフェやぶさちの第二駐車場の奥にあります。ちなみに7つの森の内、一番有名なのが斎場御嶽(せいふぁうたき)で藪薩御嶽(やぶさつうたき)と同じ南城市にあります。   斎場御嶽   カフェやぶさちの名前は藪薩御嶽(やぶさつうたき)から頂いたものだそうでお洒落なカ ...

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  リュウキュウサギソウ (琉球鷺草) 学名:Habenaria longitentaculata Hayata ラン科ミズトンボ属の多年草。   別名はナメラサギソウ(滑ら鷺草)またはイトヒキサギソウ(糸引鷺草) 毛がないのでのすべすべして、糸のような淡緑な花を咲かせる。 亜熱帯地域に生息するが熱帯夜が続いても、逆に寒すぎても育たない。また風通しや湿度などの条件が狭いため栽培は難しいとされている絶滅危惧種。 国頭で行われる観察会にて撮影しました。

イシガケチョウ(石垣蝶) 学名:Cyrestis thyodamas

  イシガケチョウ  (石崖蝶 又は 石垣蝶) 学名:Cyrestis thyodamas チョウ目タテハチョウ科 石垣のような模様を持つボロボロの紙の様な翅を持つ蝶。 渓谷沿いの森林に多く分布し、翅は広げた状態で止まる。 温暖化により分布地域が北上しているようで和歌山の紀伊半島より西には確実に土着している。 実はこれ、国頭村でiphoneで撮影したもの。それぐらい翅を広げてじっとしていて一番撮影しやすいです。   砂利やアスファルトに翅を広げて止まると一体化してわかりにくい ...

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2018年11月23日

  タブノキ (椨) 学名:Machilus thunbergii クスノキ科タブノキ属   日本のそこかしこで見かけるタブノキ。地味ながらもこの植物が私は好きです。   赤と緑のコントラストが映えます。通常実がつくのは夏から秋にかけてですが、ヤンバル(沖縄北部)ではこれを撮影したのが4月末の国頭村です。   蕾の様に見えますがこれも新芽。この写真よりもう少し新芽が開くと柔らかいうちはサラダとして食べる事ができます。 ちなみに特に美味しくはないです、食べら ...