人懐っこいヤンバルクイナに会える!☆ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森
自然豊かなヤンバル(沖縄北部)の中で1番有名なのが飛べない鳥
ヤンバルクイナ(山原水鶏)
学名:Gallirallus okinawae
ツル目クイナ科
国の天然記念物であり、絶滅危惧種IA類 (CR)です。
ちなみにヤンバルクイナは大宜味村以北でしか今のところは発見されていません。もしも他の地域でヤンバルクイナかもと思ったなら、それはバンの可能性が高いです。
沖縄の鳥=ヤンバルクイナと知られているので県鳥と思っているうちなんちゅー(沖縄県民)も多いですが、沖縄の県鳥はノグチゲラです。
ヤンバルクイナは5月~7月にかけて卵を産みヒナを育てるので、この季節によく目撃します。また雨の日は彼らの餌となる小なさ虫たちが地面から道路にでてくるので目撃する確率があがります。
とある日にヤンバル(沖縄北部)の山奥で野生のヤンバルクイナの若鶏に会うことが出来ました。しかし、ドンクサイ飛べない鳥だという噂に反してものすごく早く走り去ります。だから野生のヤンバルクイナの写真を撮ることはかなりの幸運に恵まれないと難しいと思います。
でもせっかく沖縄に来たからにはヤンバルクイナに会いたい!という人はヤンバルクイナ生態展示施設 クイナの森にいる「キョンキョン」に会いに行くことをオススメします。
ヤンバルクイナに確実に会えますし、人に慣れているのでガラス越しに触れ合えます。ヤンバルクイナは基本は一匹づつしか展示もできないし、ものすごく警戒心が強いので通常はなかなか寄ってきてくれません。しかし「キョンキョン」はとても好奇心旺盛で人懐っこいので写真も撮りやすいです。
※2018年11月24日をもって「キョンキョン」は現役引退することになり、新しいヤンバルクイナが展示されることになりました。「キョンキョン」もそうですが、この施設で生まれ育ち、とても人懐っこいのヤンバルクイナらしいのできっとキョンキョンと変わらぬ愛嬌を振りまいてくれるはずです。
そもそもヤンバルクイナを始めとして、ヤンバルの生き物たちは山の中でひっそりと暮らしていましたが、沖縄が発展して人が増えるにつれてロードキル(交通事故)で死亡が多発しています。
ヤンバルクイナ、リュウキュウヤマガメ、ホントウアカヒゲ、シリケンイモリやイボイモリなどは特にロードキルが毎年多く報告されています。
ヤンバル(沖縄北部)の道を車やバイクで走るときはゆっくり走ることを絶対に心がけると共に、もしケガや死亡した生き物を見つけた場合は必ず下記に連絡してください。
やんばる野生生物保護センター(ウフギー自然館)
0980-50-1025
090-6862-9170
もしくは、
クイナ緊急ダイヤル
090-6857-8917
実は私もヤンバルの山道で飛び出して来たヤンバルクイナに急ブレーキを踏んだことがあります。その急ブレーキが間に合ったのは、ゆっくり車を運転していたからです。
ホームページ
アクセス
名前:ヤンバルクイナ生態展示施設
住所:国頭村字安田1477-35
TEL:0980-41-7788
営業時間:9:00~17:00
定休日:無
駐車場:あり
入館料:大人:500円 小中高生:200円
名護市 道の駅許田から 車で約80分