奄美黒糖焼酎の酒造巡り【沖永良部島】

2019年5月27日2020年10月17日

1 沖永良部（おきのえらぶ)酒造
- 1.1 ホームページ
- 1.2 アドレス
2 原田酒造
- 2.1 ホームページ
- 2.2 アドレス
3 新納（にいろ）酒造
- 3.1 ホームページ
- 3.2 アドレス
4 奄美黒糖焼酎のホームページ

Visiting to three Amami Kokuto Shochu Breweries ☆Travel Information of Okinoerabujima-island (Remote-island near Okinawa). Please click translation function on the upper right side of the screen.

日本における焼酎（しょうちゅう）の始まりはタイから沖縄に持ち込まれた約５００年前です。沖縄で泡盛（あわもり）として始まり、その後奄美でサトウキビからできる黒糖（こくとう）を加えて、黒糖焼酎が誕生しました。

奄美群島（あまみぐんとう）【奄美大島（あまみおおしま）、加計呂麻島（かけろまじま）、請島（うけじま）、与路島（よろしま）、喜界島（きかいじま）、徳之島（とくのしま）、沖永良部島（おきのえらぶじま）、与論島（よろんとう）】の各地域で黒糖を原料にしてつくるものだけを奄美黒糖焼酎酒と名乗ることが許されています。

奄美黒糖焼酎はブランデーやウイスキーと同じ蒸留酒で無色で糖分はありません。しかし黒糖の甘い香りと、米麹（こめこうじ）の芳醇（ほうじゅん）な風味が口いっぱいに広がります。

沖永良部（おきのえらぶ)酒造

和泊町玉城集落にある沖永良部酒造は１９６９年に島内の６つの蔵が集まり、徳田酒造（とくだしゅぞう）が中心となって共同で酒を瓶詰（びんづめ）販売する会社として設立されました。酒造と瓶が詰め販売を別々にすることで経費を抑えるだけではなく各酒造会社が作ったそれぞれの原酒をブレンドし、新しい銘柄を作って販売することが出来るようになりました。

主要銘柄は稲乃露（いねのつゆ）、白ゆり、はなとり、えらぶ、花恋慕（はなれんぼ）です。

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ホームページ

沖永良部酒造

沖永良部酒造株式会社ホームページ　

http://www.erabu.net/hanarenbo/

アドレス

名前：沖永良部酒造
蔵元：徳田酒造　竿田酒造　沖酒造　神崎産業
住所：鹿児島県大島郡和泊町玉城字花トリ1999-1
TEL：0997-92-0185
時間：8:30～17:00
定休日：日曜日、一部祝日

※蔵を見学希望の場合は必ず電話で予約してください

和泊（わどまり）港より　車で約12分

原田酒造

知名町の知名集落にある原田酒造は、かつては沖永良部酒造に加盟していました。脱退した現在は一社で酒造、瓶詰や営業販売を続けています。

原田酒造の近くにはジッキョヌホーがあります。

えらぶの人を支えた命の水☆ジッキョヌホーと暗川（くらごう）巡り【沖永良部島】

Jikkyonuho and Kurago that the water saved many lives # Travel Information of Okinoerabuj ...

https://island.f3-laboratory.com/?p=7055#i-6

奄美黒糖焼酎は寝かせれば寝かせるほど味が熟成してよりおいしくなると言われていますが、原田酒造のものは短くて３年、代表銘柄の昇竜は５年の長期貯蔵です。

原田酒造では長期熟成銘柄に力を入れており、主要銘柄は昇竜、満月、バーレル１９８３です。

１９８３年より樫樽(かしだる)に貯蔵した原酒と今まで同様に１５年熟成した原酒をブレンドして作った「バーレル１９８３」は樫の香りが付くことでより深い香りを醸し出しています。

また2015年にロンドン国際広告賞の銀賞を受賞した三種の神気　昇竜は現在限定販売になるほどの人気商品です。

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ここの蔵に伺ったときに杜氏（とうじ）の市辺さんが詳しく蔵を案内してくださり、奄美黒糖焼酎作りにかける熱い思いを語ってくれました。奄美黒糖焼酎は樫樽を使った発酵酒という点でウィスキーととても似ています。最近は人気ゆえに日本のウィスキーが品薄で値段も高騰（こうとう）しているのでそれに代わるものになればいいなと思いました。