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パイナップルじゃないよ!☆アダン(阿檀) 学名:Pandanus odoratissimus

2019年4月25日

 

Screw pine which grows in OkinawaPlease click translation function on the upper right side of the screen.

 

アダン(阿檀)
学名:Pandanus odoratissimus
タコノキ科タコノキ属の常緑小高木

アダン(阿檀) 学名:Pandanus odoratissimus
アダン(阿檀)学名:Pandanus odoratissimus
アダン(阿檀) 学名:Pandanus odoratissimus
アダン(阿檀)
学名:Pandanus odoratissimus

亜熱帯から熱帯の海岸近くが成長しやすい為、日本ではトカラ列島以南の沿岸域に分布します。沖永良部島の沖泊(おきどまり)海浜公園や奄美大島のあやまる岬にはアダンの群生地があります。

 

 

アダンは自らの幹(みき)を横に伸ばしてそこから気根(きこん)という根を出します。それが地面について体を支える支柱(支柱根)としての役割を果たすので強風に強く、防風林として昔から植えられています。マングローブ植物のヤエヤマヒルギや小笠原諸島の固有種のタコノミに姿は似ていますが葉や実の形で違いがわかります。

 

沖縄がパイナップルの産地なこともあって、アダンの実がオレンジに完熟する前の青や黄色のアダンの実をみてパイナップルと間違える人も結構います。パイナップルは畑で栽培していて背の低い草のような感じです。

そして熟したアダンの実は美味しそうに見えるのですが食べてもおいしくありません。食べた人に感想を聞くと渋柿みたいに灰汁(あく)が強くて舌がビリビリ震えたそうです。

 

これを好物として食べるのはオリイオオコウモリやオカガニやヤシガニやオカヤドカリです。

 

国立科学博物館の企画展で展示されていたアダンの実は加工され、ハワイでレイとして使用されると説明されていました。

アダン(阿檀) 学名:Pandanus odoratissimus
アダン(阿檀)
学名:Pandanus odoratissimus

 

2019年4月25日

Posted by hana