第30回はり師きゅう師国家試験問題(問題49~54)臨床医学各論のざっくりとした解答付き
目次
第30回はり師きゅう師国家試験(問題49~54)臨床医学各論
第30回はり師きゅう師国家試験問題(問題49~54)臨床医学各論をクイズ形式にしたものと一問一答(ざっくりとした解説付き)です。
クイズ形式(問題49~54)
問題と解答一覧
【問題49】変形性関節症の単純エックス線所見で正しいのはどれか。
1.骨壊死像
2.骨棘の形成
3.関節裂の拡大
4.軟骨下骨の萎縮像
【正解・解説】2
2.骨棘の形成
【その他の選択肢】
1.骨壊死像
3.関節裂の拡大
4.軟骨下骨の萎縮像
【問題50】 くる病の治療で適切でないのはどれか。
1.ビタミン D の投与
2.運 動
3.日光浴
4.副腎皮質ホルモンの投与
【解答・解説】4
4.副腎皮質ホルモンの投与
【その他の選択肢】
1.ビタミン D の投与
2.運 動
3.日光浴
【問題51】骨化性筋炎の原因はどれか。
1.脊髄損傷
2.エストロゲン製剤の服用
3.意識障害を伴う脳障害
4.筋挫傷後の無理な可動域訓練
【解答・解説】4
4.筋挫傷後の無理な可動域訓練
【その他の選択肢】
1.脊髄損傷
2.エストロゲン製剤の服用
3.意識障害を伴う脳障害
【問題53】 筋萎縮性側索硬化症によくみられるのはどれか。
1.感覚障害
2.眼球運動障害
3.膀胱直腸障害
4.筋線維束性れん縮
【解答・解説】4
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は神経原性の筋萎縮で錐体路(上位運動ニューロン)、延髄運動核、脊髄前角細胞が変性し、徐々に筋肉の萎縮が進行する原因不明の難病。
4.筋線維束性れん縮
【その他の選択肢】
筋萎縮性側索硬化症(ALS)には出現しない4大陰性徴候
①膀胱直腸障害②感覚障害③眼球運動障害④褥 瘡(ジョクソウ)
1.感覚障害
2.眼球運動障害
3.膀胱直腸障害
※第29回 問題53と類似問題
【問題54】パーキンソン病で振戦が最も起こりやすいのはどれか。
1.字を書くとき
2.じっとしているとき
3.何か物を取ろうとするとき
4.からだの前で手を保持するとき
【解答・解説】2
2.じっとしているとき(安静時振戦)
他にも前傾姿勢・無動・筋硬直
【その他の選択肢】
1.字を書くとき
3.何か物を取ろうとするとき
4.からだの前で手を保持するとき
※第17回 問題63と選択肢含め全く同じ問題
他にも第25回 問題77、第27回 問題55も類似問題