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2019年4月15日

  アカタテハ(赤立羽) 学名: Vanessa indica チョウ目・タテハチョウ科アカタテハ属 日本各地に広く分布でいますので割とどこでも見る事ができます。羽を開いた時に見える方(表翅)にオレンジのラインが入っているのがアカタテハ(赤立羽)の名前の由来です(上写真) 羽を閉じた時に見える方(裏翅)はヨレヨレの和紙の様な模様で白いスジが入っています(下写真) アカタテハは羽を広げているとカバマダラと似ていますし(下写真) カバマダラ   羽を閉じているとこちらのヒメアカタ ...

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2019年4月13日

  リュウキュウルリモントンボ(瑠璃紋蜻蛉) 学名:Coeliccia ryukyuensis ryukyuensis Asahina モノサシトンボ科ルリモントンボ属   雄は若い頃も成熟しても頭部がきれいな瑠璃色(るりいろ)で尻尾(しっぽ)が黄色です(上写真)   リュウキュウルリモントンボの雌は雄と同じように頭部が瑠璃色で尻尾は黄色のもの(上写真)と頭部も尻尾も黄色になる2種類存在するようです(下写真)   雄と雌がつながっている状態をタンデムといい ...

西表島

2019年4月12日

  Travel Journal of Ishigaki-island and Iriomotejima-island (Okinawa's remote-island) for two night. Please click translation function on the upper right side of this screen.     西表島(いりおもてじま)とは 西表島は沖縄県内では沖縄本島に次いで2番目に広い面積であり、島の大部分が西表石垣国 ...

ヤエヤマヒルギとメヒルギ

2019年4月11日

    西表島の自然を楽しむツアー 西表島に来た一番の理由はここにしかいない植物や動物を見るためです。そして西表島にはたくさんのマングローブ林があって、日本にある7種類全てのマングローブが生えているのは西表島だけです。この自然を満喫する為に、ガイドさんと共にマングローブ帯を流れる川をカヤックで移動したり、トレッキングしたりするツアーに申し込みしました。   服装や持ち物の準備など 申し込み時にアクティビティ当日は水着と濡れてもいい服を着てくるように指定されたので、す ...

アマサギ 飴鷺 Bubulcus ibis

2019年4月10日

  2月頃、金武町でダイサギと一緒にいるアマサギをたくさん見かけました。   アマサギ(猩々鷺、飴鷺) 学名:Bubulcus ibis ペリカン目サギ科アマサギ属   アマサギについて調べるまでずっと亜麻色(あまいろ)の鷺(さぎ)だと思っていたのですが、亜麻色(黄色がかった薄茶色)というのは明治以降に使われるようになった言葉だそうで、どうも飴色(あめいろ)の鷺が変化してアマサギになったようです。   アマサギの頭から首にかけて夏は飴色(栗色ががった黄色) ...

オオダイサギ(学名:Ardea alba alba (Linnaeus, 1758)

2019年4月9日

  日本にはダイサギ、チュウサギ、コサギ、そして冬毛のアマサギの4種類の白い鷺がいます。しかし白鷺(シラサギ)という鳥は存在しません。一般的に白鷺(シラサギ)だと思われているのはこの4種類のいづれかの鷺(さぎ)か、ややこしいのですが白い黒鷺(クロサギ)のどれがです。   クロサギ   ダイサギ(大鷺) 学名:Ardea alba コウノトリ目サギ科アオサギ属 日本では最も大きな種類のサギで真っ白で首や足が長いです。   くちばしが繁殖期は黒色、繁殖期以外は ...

アオサギ 蒼鷺 Ardea cinerea

2019年4月8日

  ほぼ毎日といっていいほど散歩に行く21世紀の森公園。様々な動植物との出会いがあるのですが、個人的に私が大好きなのがこの蒼鷺(アオサギ)です。   アオサギ(蒼鷺) 学名:Ardea cinerea ペリカン目サギ科アオサギ属   上写真では確認しにくいですが、首の部分に青い点々模様があり、嘴(くちばし)と足は黄色です。雌(めす)よりも雄(おす)の方がやや大きいです。本州や四国では留鳥(りゅうちょう)として一年中見かけますが、沖縄では越冬のため飛来する冬鳥(ふゆど ...

ヤエヤマセマルハコガメ 学名:Cuora flavomarginata evelynae

2019年4月7日

  ヤエヤマセマルハコガメ 学名:Cuora flavomarginata evelynae カメ目イシガメ科ハコガメ属 西表島でヒナイ川付近のトレッキング行ったときに見つけました。   日本では本来は石垣島と西表島にのみ生息しているが、環境破壊やペットとして販売されるために乱獲されてしまい、絶滅危惧種であり、国の天然記念物に指定されています。湿度の高い山の中で暮らし、一般的な亀と同じく産んだ卵は約3か月で孵化。生まれ出てくるときの温度が高いとメスになりやすいと言われています ...

カンムリワシ(冠鷲)学名:Spilornis cheela

2019年4月6日

  鷹(たか)や鷲(わし)などの猛禽類(もうきんるい)全般の姿がカッコいいので大好きなのですが、現役時代の具志堅用高(ぐしけんようこう)選手のリング名にもその名がつけられたカンムリワシは特にかっこいいと思います。 カンムリワシ(冠鷲) 学名:Spilornis cheela タカ目タカ科カンムリワシ属 もともと日本では繁殖が確認されていませんでしたが、西表島(いりおもてじま)で1981年に3つの巣が発見され、八重山諸島で繁殖していることが認定されました。 上写真は沖縄市の動物園、沖縄こ ...

ニッパヤシ(水椰子)学名:Nypa fruticans Wurmb

2019年4月4日

  ニッパヤシ(水椰子) 学名:Nypa fruticans Wurmb ヤシ目ヤシ科ニッパヤシ属   絶滅危惧Ⅱ種であり、国指定特別天然記念物でもある。ヤシ科のマングローブ植物はニッパヤシのみで、日本では西表島の船浦と内離(ぱなり)島にのみ自生しています。西表島はニッパヤシの自生地として北限に位置するので植物地理学上、重要な群落になっています。