星の形をした花☆ペンタス 学名:Penta lanceolata
Star cluster which blooms in Miyakojima-island (Okinawa’s remote-island). Please click translation function on the upper right side of the screen.
鮮やかな小さな花が集まって花束の様に咲くペンタス。一つ一つの花は星の形をしています。5つの点で結ぶ事ができ、中国で星は五芒星(ごぼうせい)と言われるように星=5と考えられ、この花の名前の由来はギリシャ語の5を表すPenta(ペンタ)とからきていると言われています。
下の写真は宮古島の宮古島市熱帯植物園でシロオビアゲハが蜜を吸いにきているところを撮影しました。
ペンタス
学名:Pentas lanceolata
アカネ科クササンタンカ属
山丹花(サンタンカ)も同じように星型の花を咲かせるのでそれに習い、和名は草山丹花(くささんたんか)と言います。また英名は星の集まりという意味のstar cluster。
ペンタスはマダガスカル島や熱帯アフリカにおよそ30種類が分布して、中でも「ペンタス・ランケオラータ」と言われる品種がよく植えられています。日本で見かけるのは園芸種です。
花の直径が1cmで、中心に雄しべが2つあります。一つ一つの花が30個ほど集まり、傘のように花を咲かせます(上写真)。開花時期が5月〜10月と長いのでほぼ一年を通して花を楽しむ事ができ、花の蜜を餌とする蝶たちにとっても貴重な花です。
ペンタスは暑さに強く、寒さに弱いため南西諸島にはぴったりの植物です。