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沖縄在住者がおススメする☆沖縄への引っ越しお役立ち情報(2) 物件選び編

2018年12月17日

 

 

沖縄は本州とは気候が違うため、本州での物件選びとは違う見方をした方がいいです。実際に沖縄に住んでみて、おうちを選ぶ時に気をつけた方がいいと思う事とまとめてみました。

 

建物の下に駐車場がある物件

海を渡って運ばれてくる為、沖縄本島の物価はそれなりに高いんですが、家賃は本州よりも安いと思います。(那覇市内や外人住宅地はそれなりに高いです)

そして電車がない沖縄では車がないと生活しにくいので、駐車場代は家賃に組み込まれている所も多いですし、例え別に払ったとしても一台3000~5000円/月ぐらいで安いです。

だから物件を選ぶときは必然的に駐車場も考えることになるのですが、建物の1階部分が駐車場になっている物件がおススメです。なぜならば、沖縄の紫外線はとにかく強く、屋根のない駐車場に車を置いているとやけどするほど室内は暑くなります。屋根があるかないかの差だけでこんなにも快適なのかと思うほど温度が違ってきます。出勤、帰宅時のエアコンの効き方も全く違います。

また台風が頻発する沖縄では潮風による塩害がすごいので、屋根があるだけで少しでも防いでくれる効果がありますし、風も強いので車が風で飛ばされることもあまりありません。

 

エレベーター付き物件

先ず、私はやんばる(沖縄北部)の田舎に住んでいるので、買い出しは基本的に車で行ってまとめ買いすることになります。だからエレベーターがついてる物件を選ぶべきです。沖縄はアパートやマンションも鉄筋4階建ての所が多く、意外とエレベーターがついていない物件も多いです。引越しする時もエレベーターがないと料金UPしますし、エレベーターは必要です。

 

東向きの部屋がいい

本州ではお部屋を選ぶ時、日当たり良好な南向きの部屋を選びます。しかし沖縄では東向きの部屋を選ぶ事をおすすめします。

沖縄では風が強いし、気温も高いので日が直接長く当たらなくても洗濯物は乾きます。逆に南向きのお部屋で日中にお洗濯を干すと紫外線が強すぎてすぐに洗濯物の色が剥げてしまいますので、朝だけ日が当たる東向きのお部屋で十分です。

夜のうちから洗濯して干しておけば昼すぎには乾いてます。湿度の高い沖縄ではあまり長い時間外干ししないのも暮らしのコツだと思います。

 

貯水タンクが建物の下にある

冬でも夏のような気温が多い沖縄ではシャワーを浴びる機会が多いですが、水を出しているはずなのに熱湯が出てくることがあります。それは給水タンクは屋根の上に設置されている為、灼熱の太陽で温められすぎて水を出しているはずなのに熱湯がでます。暫く出すと水になるし、そこまで気にする必要もないかもしれませんが、もし物件選びで余裕があれば貯水タンクが建物の下についているところをお勧めします。

 

台風時に冠水する地域かどうか

高台にあっても冠水しやすい地域や、すぐに電気が止まる地域など土地の小さな区切りの中でかなり違ってきます。

私が住んでいる地域は病院や市役所が同じ管轄地域の為、ほとんど停電しません。暑い時期に台風が来た場合、窓も開けれず、停電のためエアコンも動かせず、水も出せず(くみ上げ式なので停電すると水もでません)、強風のためドアが開かないので外出することもできなくなります

冠水したり、停電しやすい地域かどうかをチェックすることは物件探しの重要ポイントだと思います。

 

海側と反対の部屋を選ぶ

せっかく沖縄に住んだらお部屋から海が見える物件を選びたいと思うかもしれませんが、海に近ければ近い場所に立っている物件ほど海側と反対の部屋を選ぶ方が実際の生活ではいいです。

沖縄には台風が来なくても潮風による塩害はひどいです。そして更に台風が来るとさらにひどくなります。建物の海側とそうでない側の室外機や物干し竿の傷み具合、そして洗濯物を干すときにもその差はハッキリとでます。

法律上4階建て以上はエレベーターを付けないといけないので、少しでも施工費を抑えるために沖縄のマンションやアパートはエレベーターのない4階建てが多いです。

仮に最上階の4階に住んでも暑い割に海は見えない事が多いですから、海の見えない側のお部屋を選択することのメリットも大きいです。もしも海の見える高層の物件を選ぶなら海からの距離が少しあるところを選ぶといいと思います。

ただし、せっかく沖縄に住むなら気軽に歩いてお散歩にでられる距離に海がないと行かなくなるのも事実です。これらを総合して考えると海の側から道路を一本挟んだところに立つ物件の海側とは反対の部屋が私のおススメです。

 

2018年12月17日

Posted by hana