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沖縄在住者がおススメする☆沖縄への引っ越しお役立ち情報(1) 賃貸契約~引っ越し

2018年12月17日

 

沖縄で暮らしたいと思っても知り合いがいないと島である沖縄の引っ越し事情は分かりませんよね?そこで自分が沖縄に引っ越してみて分かったこと、事前に知っておいた方がいいこと等をまとめてみました。

 

沖縄のどこの地域に住むのか

仕事で沖縄に引っ越ししてくる場合はあまり関係ないですが、沖縄のどの地域に住むのかによってライフスタイルやそこで就く仕事も大きく変わってきます。

大きく分けると3つの選択肢があります。

  1. 便利のいい那覇に住む
  2. アメリカ文化が色濃い中部に住む
  3. 昔の沖縄がまだ残っている南部や北部(ヤンバル)、または離島に住む

私は夫の仕事の兼ね合いもあって沖縄北部の名護に住むことになりました。

これはまた詳しく記事にしたいと思います。

 

賃貸契約までの時間

沖縄移住を考えている人の場合、どうやって住宅契約をするかは結構大きな問題だと思います。

出来れば何度も足を運んで決められたらいいけど、往復の飛行機代にしてもお金もかかりますしね。

お家を決めたとしてどれぐらいの時間がかかるか沖縄県民性も考慮してお答えいたします。

もちろん例外もありますけど早かったら翌日に入居できます!!

 

私の賃貸契約手順

  1. まずはインターネットを使ってある程度は物件をピックアップします。

  2. 不動産屋さんを決めたらメールで来沖する日の調整をします。

  3. ネットで事前に調べたおいた物件や不動産屋さんで出してもらった物件を現地で自分の目で見て決定します

  4. 賃貸契約に伴う保証人と自分の審査を不動産やさんに通してもらいます。

  5. 提示された頭金をお支払いして契約終了です。

 

特に本州と変わりはありませんが、保証人と契約者本人の審査もよっぽどの事がない限り通りますし、保証人が年金暮らしでも通ります。かなり緩めだと思います。

 

役所に届け出する書類の順番

住所が決まったら引っ越しするにあたって役所関係に書類を提出しなければなりません。

この手続きの順番を間違うと二度手間になりますのでご注意ください。

 

  1. 先ず1番最初にすることは引っ越し前住所を管轄する役所で転出届を出しておくこと。

  2. 次に沖縄の新住所を管轄する役所に転入届を提出し、住民票を取ります。

  3. 住民票をもって警察へ行き、免許証の書き換えをします。

  4. 家賃引き落としに必要な場合が多いので沖縄の銀行(沖縄銀行、琉球銀行、海邦銀行のうちどれか)の口座を開きます。

 

この順番通りにやるとスムーズに書類手続きができますよ!

 

物品の輸送はゆうパックが最安

さて住むところが決まったら次は身の回りのものを沖縄にどう運ぶかです。通常なら引っ越し業者に頼みますが、当時住んでいた京都~沖縄で見積もりを取ると「2人家族の荷物で100~200万円」とのことでした。高額になる理由は沖縄への引っ越しは船便を利用するので通常の引っ越しの2回分に相当するからです。

現在の住所(人手+トラック利用)→ 沖縄までフェリーのコンテナ利用 →沖縄の新住所(人手+宿泊費+トラック利用)

 

ではどうすれば一番安い方法で引っ越しができるか?

 

それはゆうパックで段ボール引越しが1番安上がりです。引っ越し業者に頼んでも(プランにもよりますが)荷物を詰めるのは基本自分です。ですからまずは大きな段ボールをスーパーやドラックストア、ホームセンターで貰ってきて、ひたすら詰めます。

詰め終われば郵便局に連絡すれば自宅に引き取りにきてくれ、全国に決められた料金で配送してくれます。荷物は預けた日から最長10日間後まで配送指定ができます。

例えば3月29日にゆうパックで新居宛に荷物を発送すると最長で4月8日に新居で荷物を受け取る事ができます。同一住所に送るので複数口割引も使え、かなり安く引越す事が出来ます。

そして買い換える家電があるならば家電量販店に行き、古い物は今住んでいる場所で処分、新しく購入したものは新居に配送してもらいます。家具やベットも同用の方法で対応します。

ちなみにダンボールに荷物を詰める時に服は服、食器は食器など段ボールに詰めてしまいがちですが、食器は衣類やタオルに包んで段ボールに詰め込んで破損を防止します。また段ボールごとに番号を割り振り、ふたを開けた状態で写真をとって携帯のメモ帳に張っておくと管理しやすいのでおすすめです。

詳しいやり方は最強の引越し方法とその手順 ☆ 私、8年で6回の引っ越しをしましたに書かれているので読んでみてください。

 

使わないものは実家がある人は送ると良いです。ただし、沖縄から本州や海外にでる予定がある人は一枚はコートを持っていくといいですよ。私は厚めのコートなどを全て実家に送っていたのですが、冬に本州や海外の寒いところに行くことになり、慌てて送ってもらう羽目になりました。

 

荷物満載の車はフェリーで輸送

は東京か大阪の港からフェリーで輸送します。1週間程度かかりますが最安で7万円程度

我が家はTVやコンポなどちょっとゆうパックでは不安な精密機械類は毛布でグルグル巻きにして車に載せて運びました。

その時に私が利用したのはこちらです。

(有)ヒューマンリレーション

 

早割りを使えば他の運送会社よりも安くなります。あと、ここの良いところはフェリーを利用したことによって、例えば持ち込んだ車の錆び(サビ)止めが提携しているお店で割引になるところです。私はこれを利用しました。沖縄では台風による塩害がひどいので車の錆び止めは必須です。

大型の家電である洗濯機と冷蔵庫は買うよりも送った方が安かったのでヤマトの家財宅急便で送りました。こちらも荷物は預けた日から最長7日間後まで配送指定ができました。

 

ヤマト家財宅急便

 

一人暮らしならほとんどのものは現地のリサイクルショップや格安メーカーのものを新品で調達したほうが安いかもしれません。ファミリーサイズの冷蔵庫なら送ったほうが安いです。

 

家具は送るのか買うのか

家具でもゆうパック170サイズで送れるものはいいとして、大型のものはヤマト便で送るとかなり高くつきますので結局は処分する方が安いです。

本州では、ソファーやテーブルなどの大型家具は、買ってすぐの美品でもお金を払って処分するか人にあげるかの選択肢しかありません。特に家具はカリモクなどのブランドものでない限り、こちらがリサイクルショップにお金を払って引き取ってもらう事になります。私は沖縄で新しく家具を揃えました。

ちなみに沖縄から引っ越しになった場合は、激安ですがリサイクルショップで買い取ってもらえます。

 

沖縄のリサイクルショップ

沖縄ではリサイクルショップ文化が結構根付いててたくさんあるんですが、いいなと思うようなものは中古価格ではなくSALE価格ぐらい

はっきり言って足元見てます。高い!

 

だからニトリや、TODAY!OK(沖縄版IKEAみたいな感じ)で新しい物を買う方が安あがりです。

また、移住して長く住む予定ならば、浦添市の湊川付近に複数あるオシャレな輸入家具屋さんがおススメです。米軍引き払いの家具やアンティーク家具が本州よりもかなり安い値段で売っていて、見ているだけでも楽しいです。

すぐ家具が揃わなくてイイって人はゆっくり探せば掘り出し物が見つかるかも。

 

大手通販会社の実力はすごい!

今や小さな家具屋さんでもお洒落なものが格安で手に入る時代。送料無料も当たり前だけどそれは本州の話。小さな会社では送料無料の下に小さく北海道、沖縄、その他離島を除くと書いてあります。何社か問い合わせてみたけどどこも送料は家具個別設定でかなり高いです。

その点大手の通販(ニッセンとかベルメゾンとか)は全国一律で大型家具は500円だったり、5,000円以上で無料だったり。amazonも基本は送料無料。(違うところもあるので本当によくよく注意!

家電はヨドバシカメラだと全国送料無料でポイントも使えますので賢く利用しましょう。

 

結論:家具は新品を沖縄で購入がオススメ

我が家は結局、TVは車に乗せてフェリーで持ち込み、冷蔵庫と洗濯機はヤマトの家財宅急便で送り、家具やその他諸々は新品で買い揃えましたが、引っ越し一式を業者に頼むのと同じくらいか少し安い価格になりました。

新しく揃えるのがめんどくさい人や思い入れのある家具なら引っ越し業者で配送がいいと思いますが、どうせなら新品がいいと思う私たちは買い直しました。引越し前に使用していた炊飯器や掃除機は夫が大学生の頃から使っていた10年以上のものでしたので断捨離になりました。

多分私は今度、本州に帰るときも沖縄に引っ越して来たとき同様に引っ越し業者には頼まずに、リサイクルショップに売ることになるでしょう。

 

沖縄で買うべき家電

南国と言えばカラッとしているイメージがあるのですが、熱帯、亜熱帯気候の沖縄は実際には湿気天国です。とにかくカビが大量発生します。

沖縄での必需品は「除湿器」!です。真冬でも「加湿器」はいらないです。

 

それと、家電ではないかもしれませんが硬水の沖縄ではシャワーを浴びると髪がキシキシになります。シャワーヘッドを交換する事で軟水に変わるものは絶対に付け替えた方がいいです。

 

 

以上、引っ越しするときに役立つと思われることをまとめてみました。

効率よく引っ越しを済ませて、どうかこんな素敵な景色が毎日見れる沖縄lifeを送ってくださいね。

沖縄の海の風景
沖縄の海の風景

またさらに具体的にどういう物件に住めば沖縄lifeが過ごしやすいかについてもまとめてみたのでよろしかったら覗いてみて下さい。

 

 

2018年12月17日

Posted by hana