伊平屋島旅行記(2)虎頭岩(とらずいわ)神アシアゲ 北緯27度線 米崎海岸 野甫(のほ)島
今度は伊平屋島灯台から野甫島に向かって南下していきます。
伊平屋島の回り方
虎頭岩(とらずいわ)

伊平屋島灯台から絶景の海を眺めながら、前泊港の近くの虎頭岩まで30分のドライブです。
実は伊平屋島の虎頭岩には琉球神界の岩戸伝説があります。
冬至の夜に虎頭岩の上で光と闇が大空を二つに分けた時、「もどろの太陽」と虎頭金神と「満月」とが一直線に結ばれた。その時、数千年の長い間、闇の世界に封印された琉球神界の「岩戸」がようやく開け放された。
この虎頭岩の岩戸伝説がクマヤ洞窟の天岩戸伝説につながるそうです。


港も山も見渡せるとても景色のよいところでした。
そこから車で10分ほど行くと
我喜屋(がきや)の神アシアゲ
琉球王国では神々が祝女(ノロ)に乗り移り、この世に降臨する場所が神アシアゲ。
伊平屋島にはもう一か所 島尻の神アシアゲがあります。共に茅葺(かやぶき)屋根であり民俗有形文化財に指定されてて、今も神事の際に使われています。


我喜屋集落から車で15分南下すると、うっかりすると見逃してしまいそうになる
北緯27度線

今から65年ほど前までは沖縄へ行くためにはパスポートが必要でした。そんな環境を作った一本の緯度が北緯27度線です。
そもそも北緯27度線とは辺戸岬と与論島の間にある線で、この線より北にある沖縄以外の土地が太平洋戦争終結後の1953年に日本に返還されました。しかし、伊平屋島は住所が沖縄県島尻郡となっていたため、北緯27度線上にあったにもかかわらず返還されず、1972年に沖縄が本土復帰するまでの約19年間は米軍支配下にありました。
伊平屋島と伊是名島は琉球王国時代に琉球王統発祥の地として王府直轄領とされ、その住所が王府の聖域が多く存在する沖縄本島南部の島尻郡に属していたので、返還されなかったのでしょう。
そんな歴史的意味のある北緯27度線です。
米崎海岸
北緯27線を超えるとすぐ米崎海岸です。
近くには離島マニアには有名な米崎キャンプ場があります。


まさに伊平屋ブルーで、透明度は抜群です。
沖縄本島北部の海もきれいですが、やっぱり人が少ない離島の海にはかないません。
さて、そろそろ伊平屋島ともお別れの時が来ました。