予約の取れない秘湯「乳頭温泉(鶴の湯)」山の宿【秋田】
Secret Onsen“Nyu-to-Onsen” # Travel Journal of Akita for 2 night. Please click translation function on the upper right side of this screen.
旅行に持って行って便利だったもの
地味に更新させ続けている旅行に持っていって便利だった持ち物。車用のiphone(スマートフォン)置きやレインコートなどいつもの事ながら大いに役立ちました。以前読んだ方も新しいアイテムが増えているのでまた覗いてみてください。
田沢湖の御座石神社でお参りしてから山の奥に向かって車を走らせます。
乳頭温泉
秋田で温泉といえば1番に名前が上がる乳頭温泉。その中でも1番人気なのが「鶴の湯」です。1688年から湯宿としての記録が残ってるそうで、たくさんの湯治客を癒してきた伝統ある温泉宿です。ずっと行きたいと思っていたのですが、秋田のかなり奥地にあることと予約を取るのがかなり難しいのでなかなか行けませんでしたがとうとう行ってきました。
「鶴の湯」
鶴の湯の本陣は今も茅葺き屋根で、昔の湯治宿の風情が残っています。

鶴の湯温泉には白湯、黒湯、中の湯、滝の湯とそれぞれ泉質の異なる源泉があります。10:00~15:00は日帰り温泉も可能です。(混雑時は14:00で受付を停止する場合あります。)でも毎週月曜日は露天風呂清掃の為に日帰り入浴は内湯のみとなるので注意が必要です。
温泉の受付では凍らない湧水で冷やされたジュースが販売されていました。

小さな橋を渡った先に露天風呂と内風呂があります。
白っぽく見えますがこれが黒湯。誰も一緒にならなかったので貸切でした。

女性専用の露天風呂。開放感があってお湯もとろっとしていて最高です。

男性専用の露天風呂はなく、混浴露天風呂になっていました。(写真はありません)混浴なのに湯浴みは禁止されていますが、女性専用の入り口があり、広い場所に出る前に白濁したお湯に浸かりながら広い場所まで移動することができるので意外と見えない感じでした。(私が入ったのは昼間でしたが女性の方も入浴されていました。)
乳頭温泉「鶴の湯」山の宿
乳頭温泉郷には昔から当時の宿として知られる本陣の他にも後から建てられた山の宿があります。本陣は本当に予約困難ですが、山の宿は運が良ければ予約が取れます。本陣の「鶴の湯」温泉も無料で使えるし、部屋も新しくて綺麗なので実は穴場の宿です。
廊下の一角に飾られていたのは花ではなく緑や木の皮だけを活けたものでとても素敵でした。
泊まったお部屋の中はこんな感じでした。
洗面所ではなくなぜか流し台、

その横には大量に保存できる冷蔵庫

一応ドライヤーもありました。

本陣の「鶴の湯」から引いた温泉が「山の宿」にもあるのですが、露天風呂なので頭を洗ったりするのはお部屋のお風呂でしました。

シャンプー類は「秘湯くまざさ」というシリーズで、髪は軋みますのでご自分で持って行った方がいいかもしれません。

山の宿の夕食
囲炉裏を囲んだ炉端焼きはしょっつるをかけて食べるスタイル。
岩魚も新鮮なので生臭さもなくて美味しい。


日本酒で選んだのは神代大吟醸。並々と入れてくれます。

白神のブナ酵母で作った秘湯ビールはあっさりした後味。ちょっとしょっぱいしょっつるに合います。

鶴の湯名物の芋煮鍋。隠し味にバターを入れていることを当てたら料理長が驚いてました。

デザートはあきたこまちのアイスと葡萄と梨。お米のアイスは東北で時々見かけてよく食べるのですが、米粒が残っていないほんのり甘いタイプのアイスでした。

山の宿の朝食
朝も囲炉裏で焼きたての魚が食べられます。納豆が苦手な私がなぜかここの納豆は美味しく食べられました。

朝のお味噌汁は囲炉裏にかかったものではありませんでした。

泉質は抜群によく、お食事も美味しくいただけたので大満足の「鶴の湯」さんでした。
ホームページ
アクセス
店名:乳頭温泉郷 秘湯鶴の湯温泉
住所:秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50
TEL:0187-46-2139