詳しく教えます★雨の日の鳥取砂丘の過ごし方【鳥取】
目次
Tottori Sand Dunes is the miraculous formative beauty created by nature over 100,000 years # Travel Information of Tottori. Please click translation function on the upper right side of the screen.
鳥取砂丘
一度、鳥取砂丘でラクダに乗ってみたいという母の願いを叶えるためにやってきたのが(立ち入ることができる)日本最大級の砂丘がある鳥取砂丘です。ちなみに青森の自衛隊の訓練地「猿ヶ森砂丘」は鳥取砂丘の3倍近い大きさの日本一面積の広い砂丘ですが、弾道ミサイルなどの試験場になっているので一般人は立ち入れません。
前日は倉吉白壁土蔵群や二十世紀梨博物館に行き、「はわい温泉」に宿泊して朝に鳥取駅に移動しました。
鳥取砂丘への行き方
公共機関を利用して鳥取砂丘に行くためには鳥取駅からバスに乗る必要があります。私は鳥取駅を10:30に出発しました。
鳥取駅の目の前に鳥取駅バスターミナルがあり「0番線のりば」から
10:45発のループ麒麟獅子バス(砂丘・境港行き300円)か
10:50発の路線バス(鳥取砂丘行き380円)に乗ります
どちらに乗っても20分ほどで鳥取砂丘(砂丘会館)に到着です。
鳥取砂丘への入り口
歩いて鳥取砂丘を散策するならバスは「砂丘会館」前で下車します。本来ならここで砂丘で履くための長靴を借りることができます。(現在はコロナの影響でそのサービスは停止中です。)
ロッカーもありますので必ず手荷物を預けてください。歩きやすい格好で来た私はそのまま砂丘に行ったのですが、砂まみれになりました。30分以上砂払いする羽目になって大後悔することになりました。
鳥取砂丘に挑む時の服装や注意事項
雨が降っていたので砂に足を取られたり、風に舞う砂が抑えられると思っていたのですが、海から吹き付ける風は想像以上に強いです。今回の失敗を踏まえてベストな服装を考えました。
【靴】母はマリンシューズ(アクアシューズ)と替えの靴下を用意し、履き替えていたので問題なしでした。
一方私は長靴=ロングブーツのつもりで、履き替えなかったので大量の砂が靴の中敷きの下まで侵入していました。結果自宅に帰ってから靴の中を全部丸洗いする羽目になりました。
【服装】できれば髪はまとめて紐付きの帽子の中に収めた方がいいです。下写真のように髪の毛の中まで砂まみれになり、ゴワゴワになりました。そして何よりも小さな砂つぶが飛んできて、顔や頭に当たるのでめちゃくちゃ痛いです。
ちなみに首から下はマフラーをしていたのでそこまで痛くありませんでした。
【ベストな服装】
1、荷物はロッカーに預ける。
2、あれば花粉対策用のメガネ
3、口元まで覆えるマフラーネックウォーマー
4、ウィンドブレーカーやレインコート(できればセパレートタイプ)、レインポンチョなどツルツルした素材のものを上に着る。
5、風に飛ばされにくい帽子(できれば紐付き)を被り、髪はまとめて帽子の中へ入れる。
6、アクアシューズやマリンシューズに履き替える(替えの靴下も忘れずに)
砂丘ビジターセンターに無料の足洗い場があるので大きめのタオルも忘れずに用意する。最後にこれらを入れるビニール袋を用意しておく。
鳥取砂丘を訪れるときはもちろん天候も大事ですが、1番大事だと思ったのは風の強さです。鳥取砂丘ナビというサイトで24時間の風速予報を見ることができますのでぜひ参考にしてみてください。
一般的な鳥取砂丘の散策コース
天候が悪かったのでラクダは出勤していませんでしたが、下写真手前の平な部分をラクダに乗って散策することができます。私は下写真中央に見えるオアシスを横目に「馬の背」を登って、その向こうの海を見ました。
写真で見るとわかり辛いですが、実はオアシスまでの距離もそれなりに遠いです。でも雨が溜まったオアシスは美しいエメラルド色で近くで見るともっと綺麗です。
オアシス横の傾斜はかなりキツく、風も相当キツイです。顔に小さな砂つぶが当たるので目を開けていられませんでした。そして後を振り返ると母はこうなっていました(下写真)
砂に足を取られて転ぶと強風の為に立ち上がれないようで、母は全身がドロドロになっていました。顔も地面に向かっているためメガネの中まで砂が入り、砂よけになるはずのマスクの下にも砂が入り、結果「入れ歯」の中まで砂だらけになってました。
しかしながら苦労して登った先に見えた海はとても綺麗でした。写真にすると砂丘感はほぼなくて、どこかの海岸って感じですけれど実際には砂が舞い上がってすごいことになっていました。
来た道をなんとか引き返したのがスタート地点から40分ぐらいでした。そして30分以上かけてドロドロの砂を落としました。着替え又はセパレートタイプのレインコート、替えの靴は絶対に必要です。
ホームページ
アクセス
名前:鳥取砂丘
住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2164−661
TEL : 0857ー22−0021
駐車料金:無料
営業時間:24時間アクセスできますが、夜間はイベント時以外は真っ暗です。
ある程度砂を落としたらお昼の時間になり、お腹も空いていたので村上水産で海鮮丼を食べに行きました。
しかし他のお店よりも明らかに順番待ちが長く、体も冷えているのに暖かいメニューが見当たらずお店に入るのを断念しました。
結局砂丘会館の中にあるレストランまでもう一度戻って「あごだしラーメン」を注文しました。団体客用のドライブインのようなレストランでガラガラに空いていたので不安でしたが上品なあごだしスープで美味しかったです。
一息ついたら今度は砂の美術館へ出発です。
砂の美術館
鳥取砂丘よりもお客さんの数は多かった砂の美術館。今年のテーマはチェコ&スロバキア編です。
チケット購入はグループにつき1人だけでソーシャルディスタンスを守っていました(が中に入ると特に規制はされていませんでした。)もちろんマスクも必須です。
外から見た時は普通の建物に見えましたが、中は体育館のような作りになっていてスケールの大きな砂の彫刻が飾られていました。
1作品だけですが屋外にも展示されていました。
外の道にも小さな作品が飾られていてそれを探すのもまた楽しいです。
砂の美術館には小さな展望スペースがあり、鳥取砂丘が見渡せました。
砂の美術館を40分程度鑑賞したら、そろそろバスに乗って再び鳥取駅に戻ります。
鳥取駅に15:00過ぎに戻るなら
砂の美術館14:09発(ループ麒麟獅子バス15:00鳥取駅着)か
砂の美術館14:41発(路線バス 15:02鳥取駅着)
に乗れば間に合います。
私たちは中途半端な時間に砂の美術館の見学が終わったのでタクシーで鳥取駅まで戻ることにしました。お金ははわい温泉のキャッシュバックキャンペーンでもらった3000円を鳥取で使用しました。(ちなみに鳥取駅から鳥取砂丘までは2630円でした)
ホームページ
アクセス
名前:砂の美術館
住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2083−14
TEL :0857ー22−2231
営業時間:09:00~16:00(最終入場は15:30
※今後の状況を踏まえ、開館再延期、一時休館、会期延長等の可能性あり