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古民家のお店で食べる元祖 輪箱飯の田季野(たきの)【福島:会津若松】

2021年3月12日

 

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福島といえば長い一本のねぎをお箸代わりにして食べる「ねぎそば」と輪箱飯(わっぱめし)が名物です。それを古民家でいただけるのが「輪箱飯の田季野(たきの)」。料理だけでなく建物も一緒に楽しむことができるお店です。

輪箱飯の田季野

会津西街道の宿場町にあった糸澤陣屋を移築して復元したお屋敷は、参勤交代の際にも使われたそうで、立派な大黒柱と太い梁や大きないろりが重厚な雰囲気を醸し出しています。

輪箱飯の田季野

中2階までお席がありましたが、案内されたのは入り口すぐのテーブル席でした。

輪箱飯の田季野

お目当ての輪箱飯はいろんな種類があって迷いましたが

輪箱飯の田季野

選んだのはこのお店の名物が詰め込まれた会津セット(2530円)

輪箱飯の田季野
輪箱飯の田季野

5種セットの輪箱飯はバランスよく具材が並んで食べ飽きない量です。しっとりと火が通った鮭と味のしみたきのこが抜群に美味しかったです。量は通常の輪箱飯よりもサイズが小さいなので女性にはちょうど良い感じです。

輪箱飯の田季野 ねぎそば

ねぎそば(会津蕎麦)は箸に見立てた葱(ネギ)をかじりながら蕎麦を食べるのですが、実際にはめちゃくちゃ食べにくいので最初の一口だけ蕎麦を掬って食べました。ねぎはそれなりに辛みがあるので全部食べるのは難しいです。そばにネギをさして食べるという独特のスタイルは元々大内宿(おおうちじゅく)で子孫繁栄を願い祝いの席で出されていたものだそう。その風習をアレンジでしてお店で出したところ人気なったので、色々なお店でも出すようになったのが始まりだそうです。

 

天せいろ蕎麦(1650円)

輪箱飯の田季野 天せいろ蕎麦

温かいお蕎麦だと蕎麦本来の味がわかりにくいのでせいろも食べてみました。会津は福島県内のそばの栽培面積の4分の3を占め、秋が新そばの季節で1番美味しい時期です。蕎麦の実の香りが鼻を抜けとてもいい香りにしっかりとした歯触りでした。

輪箱飯の田季野

そしてこの土地のお野菜を使った天ぷらはさくさくでお野菜が持つ甘味も十分に感じられ、濃いめの蕎麦つゆとの相性もよく美味しくいただけました。

 

ホームページ

 

アクセス

店名:元祖 輪箱飯(わっぱめし)田季野(たきの)
住所:福島県会津若松市栄町5−31(鐘つき堂小路)
TEL:0242-25-0808 (0242-24-9243)
営業時間:11:00~20:00(L.O) 
定休日:年中無休

無料駐車場(18台)ありますが細い住宅街の路地を通るので運転に注意してください。

会津若松駅から車で約8分

2021年3月12日

Posted by hana