幸せを呼ぶエジプトの守り神「青いカバ」コレクション
青いカバ
幸せを呼ぶと言われている青いカバ。知らない人からしてみれば一体何故カバが幸運の動物と呼ばれているか不思議だと思います。その由来は古代エジプト時代まで遡ります。
元々古代エジプトではカバは人を襲うナイル川の王者で、エジプト王家ではスポーツ・ハンティングの対象だったそうです。そこで当時の王様たちはミイラと共にお守りとしてカバの置物を埋葬していました。
カバの身体の模様の意味
ファイアンスと呼ばれるエジプト独特の焼き物である青いカバに描かれている模様はナイル流域の植物や鳥でひとつひとつが違うデザインです。1つ1つ違うデザインが書かれていて、青いカバが展示してある博物館ではそれぞれのレプリカが人気のお土産として売られています。
青いカバはどこに展示されているのか
青いカバは世界各国で見ることができます。例えばニューヨークのメトロポリタン博物館にある青いカバ。ここの青いカバが一番有名で「ウィリアム」という名前がついています。他にはフランスのルーヴル美術館の青いカバの名前は「ヒッポ」。日本の中近東文化センターにいる青いカバの名前は「ルリカ」です。また名前のない青いカバも多数存在しており、イギリスの大英博物館の青いカバには名前がありません。
我が家にいる青いカバたち
人気のお土産の為、実は入手困難な青いカバのレプリカですが、我が家には3匹います。下写真左が大英博物館のお土産として売られているもので、右がルーブル美術館のお土産として売られている「ヒッポ」です。
そして中近東文化センターでお土産として売られているのが「ルリカ」です。
ルリカは横に書かれている柄が特に可愛いです。
この3匹の中で1番手に入れやすいのが中近東文化センターで販売されている「ルリカ」です。このお土産のレプリカを作っているアーティストの方が怪我でお休みされていて入手困難だったのですが、先日復帰されたそうです。中近東文化センター自体も完全予約制で、しかも祝日を除く月曜、火曜、水曜、金曜の午前10:00~午後5:00しか開館していない為、本物のルリカも貸し切りで見学できる率がとても高いのでお薦めです。