沖縄で梅見(梅)学名:Prunus mume(本部町伊豆味)
本州(九州、四国を含む)の人にしてみたら梅が珍しいということはないかもしれませんが、沖縄で見ることは本当に稀です。 ヤンバル(沖縄北部)では名護市の源河(げんが)の大湿帯(おおしったい)の梅林が有名ですが、かなり遠いので本部町の伊豆味(いずみ)に80本ほど植えられている並木道に見にいきました。 The plums are in full bloom & the cherry trees are coming out. It's rare to watch the flowe ...
リュウキュウコンテリギ(琉球紺照木)学名:Hydrangea liukiuensis
3月に入るとかなり日中は暖かくなって山に入るのにはベストシーズンのヤンバル(沖縄北部)。この時期なら山の中は涼しい風が通り抜けるのでお昼の14時頃にふらっと山に入っても大丈夫です。そして今日、山の中で一番きれいだったのは、 リュウキュウコンテリギ(琉球紺照木) 学名:Hydrangea liukiuensis アジサイ科アジサイ属 ※一般的な植物図鑑にはユキノシタ科と分類されていることもあります 沖縄の固有種で絶滅危惧Ⅱ種です。 ...
アオバナハイノキ(青花灰木) 学名:Symplocos liukiuensis Matsum.
ヤンバル(沖縄北部)では3月ごろになるとアオバナハイノキが満開です。 山の中で木に咲く花で青いものは珍しくとても綺麗です。青というよりは私の好きな藤色です。 アオバナハイノキ(青花灰木) 学名:Symplocos liukiuensis Matsum. ハイノキ科ハイノキ属 沖永良部以南に分布。2月下旬から3月上旬頃、直径が1cmの青紫の可憐な花が、やんばるの春を告げます。 アオバナハイノキの学名で調べているとよくヤエヤマクロバイの学名:Symplocos caudata Wal ...
ナンゴクネジハナ(南国捩花)学名:Spiranthes sinensis var. sinensis
ヤンバル(沖縄北部)には自生するラン(蘭)がとても多いのですが、野生のものはとても控えめでかわいらしいです。 その中でみんなが知っているけれども本当は本州(九州、四国を含む)とは異なるのがこの ナンゴクネジバナ(南国捩花) 学名:Spiranthes sinensis var. sinensis ラン科ネジバナ属 3~4月に咲く多年草で奄美諸島から沖縄、台湾にかけて分布。本州(九州、四国を含む)に咲くネジバナとの違いはサイズも大きく色も鮮やかで、花穂や子房に毛が生えて ...
沖縄在住者がおススメする、子供が楽しめる沖縄旅行プラン3(最終日)沖縄南部編☆那覇空港空港17時着☆
子連れ1泊2日 子連れ3泊4日 渋滞が心配な沖縄の交通事情ですから、最終日は那覇空港に近い沖縄南部を回ります。 沖縄南部の回り方 ホテル出発 那覇から宜野湾までのホテルでしたらチェックアウトを済ませて9:00に出発です。 ※上の地図は恩納村のホテルモントレ沖縄スパ&リゾートに設定してあります。仮に那覇にホテルをとっている場合は9:30にホテルを出発しても大丈夫だと思います。 ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート ...
ムカゴソウ(零余子草) 学名:Herminium lanceum var. longicrure
ムカゴソウ(零余子草) 学名:Herminium lanceum var. longicrure ラン科 ムカゴソウ属 虫のむかごに似ていることが名前の由来です。 ピンクのナンゴクネジバナの後ろに咲いているのがムカゴソウ。(下写真の赤矢印) ナンゴクネジバナ 絶滅危惧IB類。花自体も地味な白に近い黄緑色なので見つけにくいです。 名護岳で撮影しました。
スパイダーリリー 学名:Hymenocallis speciosa Salisb.
初めて遠目で見たときはハマユウかと思ったのですが、同じヒガンバナ科のユリでした。 ハマユウ スパイダーリリー 学名:Hymenocallis speciosa Salisb. ユリ目ヒガンバナ科ヒメノカリス属 西インド諸島原産。沖縄では6~7月に咲きます。甘い香りが特徴です。 確かに蜘蛛の脚の様に見えますね。 これは海洋博公園内にて撮影しました。
リュウキュウサギソウ (琉球鷺草) 学名:Habenaria longitentaculata Hayata
リュウキュウサギソウ (琉球鷺草) 学名:Habenaria longitentaculata Hayata ラン科ミズトンボ属の多年草。 別名はナメラサギソウ(滑ら鷺草)またはイトヒキサギソウ(糸引鷺草) 毛がないのでのすべすべして、糸のような淡緑な花を咲かせる。 亜熱帯地域に生息するが熱帯夜が続いても、逆に寒すぎても育たない。また風通しや湿度などの条件が狭いため栽培は難しいとされている絶滅危惧種。 国頭で行われる観察会にて撮影しました。
タブノキ (椨) 学名:Machilus thunbergii
タブノキ (椨) 学名:Machilus thunbergii クスノキ科タブノキ属 日本のそこかしこで見かけるタブノキ。地味ながらもこの植物が私は好きです。 赤と緑のコントラストが映えます。通常実がつくのは夏から秋にかけてですが、ヤンバル(沖縄北部)ではこれを撮影したのが4月末の国頭村です。 蕾の様に見えますがこれも新芽。この写真よりもう少し新芽が開くと柔らかいうちはサラダとして食べる事ができます。 ちなみに特に美味しくはないです、食べら ...
ニシキアカリファ 学名:Acalypha wilkesiana Musaica
沖縄のおうちの垣根によく見かける「ニシキアカリファ」。本で調べても名前が分からず謎のままだったんですが、ようやく判明しました。 ニシキアカリファ 学名:Acalypha wilkesiana Musaica トウダイグサ科エノキグサ属 花を愛でるのではなく赤く染まった葉を愛でます。 春から夏にかけて目立たないが、赤い花が咲きます。 アカリファ系は個体変異が多いので様々な品種があるそうですが、このニシキアカリファが一番有名だそう。