オキナワシジュウガラ (沖縄四十雀) 学名:Parus minor okinawae
関西テレビ系列でやっている「僕らは奇跡でできている」という番組で主人公の高橋一生が演じる一樹が山の中で見つけた鳥はシジュウカラ(四十雀)でしたね。見た目も声もかわいい鳥です。 オキナワシジュウガラ(沖縄四十雀) 学名:Parus minor okinawae スズメ目シジュウガラ科 私が初めて写真に収めたのは国頭の山奥、ヤンバル学びの森、ヤマシンコースでした。 オキナワシジュウカラは、ツイッピーツイッピーと鳴き、留鳥として沖縄諸島に生息。スズメとほぼ同じ大きさ(全 ...
オリイオオコウモリ 大蝙蝠(フルーツバット)学名: Megachiroptera
オリイオオコウモリ 大蝙蝠(フルーツバット) 学名: Pteropus dasymallus inopinatus オオコウモリ上科 オオコウモリ科 クビワオオウコモリ種 私たちがイメージする洞窟に暮らすコウモリは 小型コウモリで音の反響を確かめながら空を飛ぶ為、耳が発達している 昆虫などを食べて生きている などですが、沖縄や小笠原諸島に暮らすオリイオオコウモリはクビワオオウコモリの亜種で 目が大きくよく見えるので、耳は小さい 英名は flying fox 「空飛 ...
ヒスイカズラ(翡翠葛) 学名:Strongylodon macrobotrys
ヒスイカズラ(翡翠蔓) 学名:Strongylodon macrobotrys マメ科ヒスイカズラ属 英名はジェードバインでジェードは翡翠、バインは蔓で和名と同じ意味です。 ヒスイカズラの誕生日は4月13日だそうで、花言葉は「私を忘れないで」。 ハワイではレイにして首にかけると私の英語の先生が教えてくれました。 強烈な外見でこれぞ南国の植物っという感じのヒスイカズラはイルカンダと同様にオオコウモリが受粉をお手伝いします。 イルカンダ オオコウモリ ...
イイギリ (飯桐) 学名:Idesia polycarpa
イイギリ(飯桐) イイギリ科イイギリ属 学名:Idesia polycarpa 落葉高木。 イイギリの和名の「飯桐」はその昔はご飯を包むのに使われたから。 また、白くて軽いので桐の代用として木材に使われたので「キリ(ギリ)」と呼ばれたそう。 イイギリには雄と雌の株があり、ヤンバルでは4~5月に花が咲きます。 これが地味な花なのにとてもいい匂いです。 沖縄では紅葉しないため通常秋になっても山が赤くなることはないのですが、このイイギリの赤い実が紅葉代わりになったりもします。 上の写真は ...
オキナワカラスアゲハ (沖縄烏揚羽) 学名:Papilio okinawensis
オキナワカラスアゲハ(沖縄烏揚羽) 学名:Papilio okinawensis チョウ目アゲハチョウ科アゲハチョウ属 近年まで本土のカラスアゲハ一種とされていたが、現在はDNA解析などで別の種として扱われている。 オキナワカラスアゲハ 原名亜種 とオキナワカラスアゲハ 奄美亜種の2分類されるそう。 羽の色は奄美亜種の方が青色が強い。 成虫はハイビスカス、幼虫の食草はハマセンダンを食草とする。 私が国頭村の大国林道でとった写真はベニツツバナで食事中のオキナワカラスアゲハでした。 ...
森のシャンデリア イルカンダ(ウジルカンダ) 学名:Mucuna macrocarpa
Looks like chandelier of the forest in Okinawa.Please click translation function on the upper right side of the screen. ※加筆して写真を増やし、更新しました。 イルカンダ(ウジルカンダ) 学名:Mucuna macrocarpa マメ目マメ科 蔓性植物で他の木に巻きつきながら成長します。 イルカンダは蝶が受粉を手伝うのではなく、オリイオオコウモリが蜜を吸うときに ...
外来種☆ベニツツバナ (紅筒花)学名:Odontonema strictum
ベニツツバナ(紅筒花) 学名:Odontonema strictum キツネノゴマ科オドントネマ属 別名がファイヤースパイク(炎の釘)といい、こっちの名前の方が私にはしっくりくるかも。 中央アメリカ原産で本来なら外来種ですが、至る所で野生化して群生をなしています。 蝶たちは大好きな様で大国林道に抜ける比地の林道沿いではオキナワカラスアゲハやシロオビアゲハが蜜を吸っているのをよく見かけます。 オキナワカラスアゲハ
リュウキュウツワブキ(琉球艶蕗) 学名:Farfugium luchuense とアサギマダラ
秋の嘉津宇岳はリュウキュウツワブキがとても綺麗でアサギマダラとの対比により一層鮮やかな黄色を浮き上がらせてくれます。 アサギマダラ リュウキュウツワブキ(琉球艶蕗) 学名:Farfugium luchuense キク科ツワブキ属 艶のある葉のフキがツヤブキになった説があります。普通のツワブキは葉がハートの形なのですが、リュウキュウツワブキは扇形をしているのが特徴です。沖縄本島では秋口によく見かけます。 うちなーぐち(沖縄の方言)では「ちいぱっぱ」と呼びます。 イイギリ ...
ヒカゲヘゴ (日陰杪欏) 学名:Cyathea lepifera
ヒカゲヘゴ (日陰杪欏) 学名:Cyathea lepifera ヘゴ目ヘゴ科ヘゴ属 多年生のシダ植物 沖縄の至る所に生えていてこれぞ南国の雰囲気を醸し出しているヒカゲヘゴ。 大型でいかにも太古を偲ばせるが、実はヘゴ科の植物はシダ植物の中では 比較的新しく約1億年前の出現らしい。 その後地球が寒冷化して暖かい南でしか生きられなくなったとか。 丸い模様はかつての葉の痕跡(葉痕)。 やがて茶色の短い木根で覆われて見えなくなってしまいます。 ちなみにこの模様が小判に見える ...
ブロッコリーの森:スダジイ(イタジイ)学名:Castanopsis sieboldii
スダジイ 学名:Castanopsis sieboldii イタジイとは沖縄の方言で本来はスダジイ。 ブナ科シイ属の常緑広葉樹 小鳥のさえずりとイタジイの森の組み合わせが、疲れた心を癒してくれます。 ヤンバル(沖縄北部)の森を構成する優占種で、見た目がブロッコリーに似ているのでヤンバルの森をブロッコリーの森と呼んだりします。 上の写真の手前の方がわかりやすいでしょうか? 花は金色で山が一面きらきらと輝くようになります。 本州(九州、四国を含む)にはアダン ...