Okuma Beach Festival & Surfside Restaurant 【沖縄：国頭村（くにがみそん）オクマレクリエーション施設（米軍保養地）内】
Okuma Beach Festival & Surfside restaurant ☆ Travel Information of Okinawa. Please click translation function on the upper right side of the screen.
沖縄県国頭村の奥間（おくま）にオクマレクリエーション施設（米軍保養地）があります。場所でいうとJAL奥間リゾートのすぐ隣で、ホテルとオクマレクリエーション施設はビーチで繋がっていますが、国頭村、東村、大宜味村の3村の住民の方の同行がなければ普段は入れない場所です。
このオクマレクリエーション施設は現在は階級も関係なく米軍兵なら利用できるようになっているますが、元々は高級官僚向けの保養地でした。利用する人はみなアメリカから飛行機で遊びに来ていた為、管理もゆるかったようです。この当たりに住む年配の方に話を聞くと子供の頃は勝手に入ってからし菜を取ったりして遊んでいたのを見つかり、勝手に入ってはダメ！と高級官僚に追いかけられた思い出を1つや2つは持っているとおっしゃっていました。
施設内には子供用の遊具があったり、ゴルフ場があったりするために車の制限速度は15キロです。一旦停止もスピード制限も厳守で、すこしでも違反すればすぐ係員が飛んできて怒られます。レストランの他にも小さな売店やバナナボート施設やちょっとした展望台など国頭村、東村、大宜味村の3村の住民の方が利用できるところとゴルフ場やキャンプ場なやバンガローなど米兵でなければ利用できないエリアの2つに分かれています。
場内の小さな売店ではなんでも買えるわけではなく日用品などは米軍関係者しか購入できません。お菓子や飲み物もアメリカ産のものであれば基地の外の３分の一ぐらいの価格で購入できます。これを逆手にとってその昔にビールを転売する人が続出したために現在は購入できてもその場で封を開けさせられます。たとえそれが6Pになっているものでもです。
そんな入るのに難易度が高いオクマレクリエーション施設ですが、年に1回GW付近になると日本人なら誰でも入ることが出来る時があります。それはOkuma Beach Festival (オクマビーチフェスティバル)が開催される日です。
Okuma Beach Festival
金武町で開催されるキャンプハンセンフェスティバル同様に地元の人への感謝の気持ちも込めて開催される祭りです。
夕方からのライブが得に盛り上がります。
海辺で行われるフライボートのショー（下動画）などは他の米軍基地の祭りでは見かけないものです。
https://island.f3-laboratory.com/?p=755
フライボートショー
フライボートショー２
また、アメリカらしい屋台も沖縄らしい屋台も両方でています。
Surfside Restaurant
米軍基地のフェスといえばもちろん私が毎回チェックしているスペアリブ屋さんは出店していました。
しかしここは他の基地とは違って保養地なので大型のスーパーやフードコートはありません。その代わり保養地内に唯一あるレストランSurfside Restaurantのメニューの一部は食べる事ができます。（店舗はイベント当日はcloseしている為、入ることは出来ません）
https://www.instagram.com/p/B3UJDCbHuta/?utm_source=ig_web_copy_link
米軍基地の保養地内にあるレストランとしては嘉手納のSeaside Ristoranteと同じで全ての食材はアメリカから輸入されています。
ランチメニューでお気に入りはアボカドハンバーガーです。下写真右上に写っているコップの中身はホットチョコレートで、生クリームかマシュマロかチョイスできます。
夜になるとレストランの前にあるバーからお酒が注文出来るため、なかなかの人気で予約を入れたほうがいいそうです。この時の注文のメインはT-ボーンステーキセットとシーフードセット。セットにはポテトやご飯が選べてサラダバーもセットについており、スープやパンもあります。飲み物は別注文でせっかくなのでアメリカらしくレモネードやルートビア。私はルートビアは全く口に合わず飲めませんが、「ここのルートビアは甘い」とこのレストランに頻繁に来る国頭村在住の友達が言っていました。
ご覧のとおり、すべての食べ物サイズがアメリカンです。でかい！
上の写真を見てもらうと夜のメニューにはちゃんと野菜やサラダがあります。しかし驚いたことに朝のブレックファストメニューにはサラダなどはありませんでした。仕方がないのでオレンジジュースと卵とジャガイモが付け合わせのホットサンドを食べたこともあります（下写真）。
レストランのメニューはアメリカそのものですが、店員さんはみんな日本人（ほぼ国頭村、東村、大宜味村の3村の住民の方）でもちろん日本語対応OKです。
※ちなみにここの店員募集は国頭村などの村の会議などに口頭で伝えられて募集されているそうで、3村民でなくても紹介があれば働くことができるそうです。英語ができなくてもレストラン内で使用する言葉は大体30種類ぐらいなので丁寧に教えてくれるそうです。
お支払いは日本円でもドルでも大丈夫ですが、お釣りはドルです。そしてこのお店はチップ不要です。
さらに、このレストランにはもうひとつお楽しみがあって、Sunset cafe という名前のStarbucks（通称：スタバ）が併設されています。
Starbucks（Sunset Cafe）
カウンター販売だけですが、レジ横にはお菓子やケーキも販売されていて、売られているのはアメリカのアイスでした。この日のチョイスはキャラメルマキアート。
サイズにSMALLはなく、TALLが一番小さいサイズでした。この時はキャラメルマキアートを注文しました。当たり前ですが味は同じです。
2019年3月までは沖縄北部にはStarbucksがここしかなかったため、このレストランに来た際には必ずテイクアウトしていました。※現在は本部町に誰でも利用できる海の見えるStarbucksの店舗があります。
お店の外にはテラス席があり、ここに座ってよく珈琲を飲みます。
さらに奥に歩いていくともっと素晴らしい絶景を見る事が出来ます。
Okuma North Beach
ずっと海岸線を歩いていくと
こんな素敵な場所にたどりつきます。
また展望台からはこの景色が見えます。
2018年、2019年とオクマビーチフェスティバルは開催されていないため、もしかしたら自力でこのオクマレクリエーション施設に入ることは難しいかもしれませんが、もし国頭村、東村、大宜味村の3村の住民の方にどこか行きたい所はないかと聞かれたら希望してみて下さい。
アクセス
店名：Surfside Restaurant オクマレクリエーション施設（米軍保養地）
住所：沖縄県国頭郡字奥間
TEL：非公開
営業時間：Breakfast 7:30～10:00 Lunch 11:00～14:00 Dinner 17:00～20:30（土日のみ21:00)
定休日：EPCON(米軍テロ警戒レベル)による
オクマビーチフェスティバル以外の時は国頭村、東村、大宜味村の3村の住民の方の同行及び入場する全ての大人の身分証明書が必要です。またオクマビーチフェスティバルの時は国頭村、東村、大宜味村の3村の住民の方の同行者がいなくても入場はできますが、入場する全ての大人の身分証明書が必要です。
名護の道の駅 許田から 車で約45分