★春の特別公開「花の天井」がある平岡八幡宮【京都:京都】
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京都の北の方にある平岡八幡宮は平安初期809年に高雄山神護寺の守護神として、空海が開きました。一度室町時代に焼失しましたが、足利義満により現在の姿に再建されました。
境内に上がる前にある土俵は、子供による神事相撲が行われる場所でかつての初代若乃花もここで相撲をとったとか。京都市の無形民俗文化財にも指定されている「三役相撲」が行われる場所で神様のご加護を受けて試合が行われるそうです。
平岡八幡宮は春と秋に特別展示を行うのですが、今回行ったのは春の「花の天井」を特別公開です。天井には山桜、山葡萄、菖蒲など44の花の絵が並びます。
早口でおしゃべり上手な宮司さんが花の天井だけではなく、寺の中に咲き乱れる椿や桜の説明もしてくれます。お話の後は大福茶(おおぶくちゃ)と言ってとても縁起のいい梅干し入りのお茶もいただけます。
観光客は皆、京都の桜を見に来る人も多いですが、実は椿も同時期に咲いています。椿は咲いている期間も長いので常に見頃の花を見ることができるのです。
特に白い椿は樹齢200年の枝垂れ椿で「願い事をすると、白玉椿が一夜で花開き、願いが成就した」という白玉椿伝説があります。
この平岡八幡宮には、約200種300本の椿があるそうで他では見たことのない椿の花もたくさん見かけました。
宮司さんが花ではなく椿の葉をよく見るとここには金魚の形をしたものがあるのでよくみてねとおっしゃっていました。
実際の生えている葉を見てみると本当に金魚の形をしていて可愛いです。
伽石はなんでも鑑定団で1000万の価値がついたとか。
宮司さんのお話は面白いけど早口でずっと喋っているので一回聞き逃すとさっぱり何を言ってるかわからなくなるため、最前列でお聞きするのがおすすめです。
肝心の「花の天井」はかなり小さな本殿の中で見上げてみるととても丁寧に描かれた花の絵が並びます。よく見てみると薬草が多いようでした。
ホームページ
アクセス
平岡八幡宮
住所:京都市右京区梅ヶ畑宮ノ口町23
TEL:★075-871-2084
営業時間:10:00~15:30
市バス・JRバス「平岡八幡前」で下車徒歩で約5分