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リュウキュウイトバショウ (琉球糸芭蕉)学名:Musa balbisiana var.liukiuensis

2018年11月19日

 

Banana tree which is grown to take the yarn in Okinawa..Please click translation function on the upper right side of the screen.

※タビビトノキ(旅人の木)の写真と間違って掲載していましたので2/21に修正しました。

リュウキュウイトバショウ (琉球糸芭蕉)
学名:Musa balbisiana var.liukiuensis
バショウ科バショウ属

バナナに似ていますが、繊維用に育てられている種類です。

リュウキュウイトバショウ (琉球糸芭蕉) 学名:Musa balbisiana var.liukiuensis
リュウキュウイトバショウ (琉球糸芭蕉) 学名:Musa balbisiana var.liukiuensis
リュウキュウイトバショウ (琉球糸芭蕉) 学名:Musa balbisiana var.liukiuensis
リュウキュウイトバショウ (琉球糸芭蕉) 学名:Musa balbisiana var.liukiuensis

 

ヤンバル(沖縄北部)の大宜味村喜如嘉(きじょか)では数は少ないですが、リュウキュウイトバショウの繊維を使って芭蕉布(ばしょうふ)を作っています。

 

 

沖縄の紅型(びんがた)と組み合わせて今でもとても人気です。紅型とは沖縄の伝統的な染色技法のひとつで、中でもヤンバル(沖縄北部)の生き物をモチーフにしている私の好きな紅型作家の宮城友紀さん。

彼女の作品で芭蕉を使っているものが命名紙(めいめいし)です。沖縄では赤ちゃんが生まれたら名前を壁に張り出すのですが、それは何十年も自宅の壁に張り続けたままです。そこで宮城さんはこの芭蕉布を作る際にでた繊維で紙を作ってもらい、一生ものの命名紙を作りました。(下写真は天底工房のInstagramページよりお借りしました)

 

紅型命名紙 天底工房
紅型命名紙 天底工房

 

 

芭蕉布は一枚の着物を仕上げるのに3年育った木が200本必要と言われており、とても高価なものです。奄美大島の大島紬(おおしまつむぎ)の様に通気性がよく、麻よりも張りがあり、より柔らかい手触りのものが高級とされています。なかなか簡単に買うのは難しいですが、芭蕉布を使ったうちわなどもあるので見かけたら手に取ってみて下さいね。

ちなみに私が間違っていた掲載していたタビビトノキの写真はこちらです。

タビビトノキ
タビビトノキ

 

2018年11月19日

Posted by hana