コノハチョウ(木の葉蝶)学名:Kallima inachus eucerca
コノハチョウ(木の葉蝶)
チョウ目タテハチョウ科
学名:Kallima inachus eucerca
沖縄県レッドデータ、環境省レッドデータともに準絶滅危惧に指定されています。
沖縄県指定天然記念物です。
熱帯雨林の森に生息し、花の蜜よりも樹液や腐った果実を好んで食します。
私が沖縄に来て、見たい生き物TOP3(ヤンバルクイナ・ノグチゲラ・コノハチョウ)の中で一番遅く出会ったのがこのコノハチョウです。
見つけた時はかなり興奮しました。

幼虫の食草はセイタカスズムシソウやオキナワスズムシソウ。
名護岳や与那覇岳などで見かけました。
羽(翅)を閉じると完全に枯れ葉のように見えます。
写真のどこにいるかわかりますか?
他の生き物についてもいえることですが。
一度その本物の姿を見ると意外と身近にいることに気が付きます。
なかなか羽を広げた姿を写真に収める事は難しいので、国立科学博物館で展示されていたものを撮影しました。(下写真)

Kallima inachus eucerca