嵐を呼ぶデイゴの花(梯梧) 学名:Erythrina variegata
デイゴ(梯梧) 学名:Erythrina variegata マメ科デイゴ属 落葉低木で日本では沖縄が北限で県花に指定されています。 THE BOOMの島唄の歌詞にも でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た とあるようにデイゴの花が満開だと台風の当たり年と言われ、天災の年になりやすいという言い伝えがあります。 そういえばそれを知ってかTHE BOOMの宮沢さんのお店、みやんちSTUDIO&COFFEEのお庭にもデイゴの木はな ...
コノハチョウの好む草 オキナワスズムシソウ (沖縄鈴虫草)学名:Strobilanthes tashiroi
オキナワスズムシソウ(沖縄鈴虫草) キツネノマゴ科 学名:Strobilanthes tashiroi コノハチョウの幼虫が好んで食べるのがこのオキナワスズムシソウ。 やんばる(沖縄北部)の山の中では秋から冬にかけて花を見ることができます。 図鑑などには薄紫の花が咲くと書かれていますが山深い日が当たらないところでは結構白い花の方が見かけます。 コノハチョウ こちらはネクマチヂ岳で山道を外れて歩いて遭難しかけた時に撮影した思い出深い写真です。
リュウキュウイチゴ(琉球苺) 学名:Rubus grayanus
リュウキュウイチゴ(琉球苺) バラ科キイチゴ属 学名:Rubus grayanus 地面に向かって可憐な小ぶりの白い花が咲く。 リュウキュウバライチゴとは葉の形態が異なり、独立した一枚になっています。 冬場、花が少ない頃にリュウキュウイチゴもリュウキュウバライチゴも共に咲くので私は特にこの花たちが好きです。 ジャムにするなら沖縄のキイチゴならリュウキュウバライチゴのジャムが一番美味しいと聞いていたけど このリュウキュウイチゴが一番美味しいという意見をチラホラと見かけます。 食べた感 ...
クダモノトケイソウ(果物時計草)学名:Passiflora
クダモノトケイソウ(果物時計草) スミレ目トケイソウ科 学名:Passiflora edulis 南国の果物「パッションフルーツ」の花 花言葉の「情熱的に生きる」にぴったりの艶やかな花です。 クダモノトケイソウが属しているトケイソウは英名でパッションフラワーと呼ばれ、 この花をキリストの十字架に見立ててキリスト教を広める為に使ったと言われています。 一方、和名で時計草というように日本では3つに分かれたおしべを時計の針に見立てその花を愛でたと言われています。 花の種類も500近くあ ...
サキシマスオウノキ(先島蘇芳木) 学名:Heritiera littoralis
サキシマスオウノキ(先島蘇芳木) アオイ科サキシマスオウノキ属 学名:Heritiera littoralis 西表島の古見のサキシマスオウノキ群落は天然記念物に指定されていますが、こちらは東村にあるサキシマスオウノキです。島国である沖縄では他の島との交流に船を使っていましたが、 このサキシマスオウノキの大きな板根(ばんこん)をそのまま切り出して船(サバニ)の舵として使用したとも言われています。西表島のサキシマスオウノキも見たこともありますが、東村のサキシマスオウノキもなかなか立派 ...
外来種☆アレチハナガサ (荒地花笠) 学名:Verbena brasiliensis
アレチハナガサ (荒地花笠) 学名:Verbena brasiliensis クマツヅラ科クマツヅラ属。 可憐で可愛い花ですが、タチアワユキセンダングサの様な外来種で在来種の生態系に悪影響を及ぼしてるそうです。 タチアワユキセンダングサ これは今帰仁村の嵐山展望台付近で見かけたアレチノハナガサ。 生えている所を何度も激写したのですが、少しの風でもブレてしまい断念。 摘み帰って自宅にて撮影しました。
リュウキュウバライチゴ(琉球薔薇苺)学名:Rubus croceacanthus とジャムの作り方
沖縄で冬に見られる美しい花は実はイチゴの花。 リュウキュウバライチゴ(琉球薔薇苺) バラ科キイチゴ属 学名:Rubus croceacanthus オオバライチゴの近縁種です。 実も甘酸っぱくて美味しいので取ってはジャムにしています。 複数枚あるように見える葉は奇数羽状複葉といって3枚か7枚で一枚の葉と数えます。 リュウキュウイチゴは葉が一枚の形状をしています。 リュウキュウイチゴ 沖縄のおばあ(おばあちゃん)に教えてもらったジャムの作り方です。 ジャムの作り方 実をよく洗って実の ...
トックリキワタ(徳利木綿) 学名:Ceiba speciosa
嘉津宇岳に行った帰りに道路にふわふわと漂うものを発見しました。 見上げれば大きな 綿をつけた トックリキワタ(徳利木綿) 学名:Ceiba speciosa パンヤ科トックリキワタ属 外側が割れて中の綿が顔を出しています。 手前が殻が付いた状態で、奥がすでに綿だけになったもの。 日が暮れてくるとちょっとした影ができてなんかかっこいい。 秋には綺麗なピンクの花を咲かせ「南米桜」と呼ばれるようです。 開花は10月から12月。 沖縄 ...
ラッセリア(嘉津宇岳)
ラッセリア。 花が「丁」の字に似ているので和名は花丁子(ハナチョウジ) ゴマノハグサ科 ハナチョウジ属 花言葉は「旅立ちは今」 この季節にピッタリ。 沖縄では5~10月に咲くそうです。 コレは嘉津宇岳の入り口へ向かう名護の勝山で撮影したもの。
外来種☆タチアワユキセンダングサ(名護市)
タチアワユキセンダングサ(達淡雪栴檀草)又はシロノセンダングサ(白の栴檀草)ともいう。 ちょっと種別が複雑なので間違っていたらすいません。とにもかくにも、キク科センダングサ属。 お洋服にくっつくと取れないので「サシグサ」とも呼ばれます。 沖縄の至る所に咲いているし、別段珍しくもないのですがなんと若葉を鍋に入れて食べる人もいるらしいです。 サ、サバイバル知識としておこう。 何処にでも生えていてミツバチだけではなくたくさんの昆虫のご飯です。 意外に沖縄はハチミツ屋さんが多 ...