西新井大師とお稲荷さん(河村屋)【東京:足立区】
Nishiaraidaishi is one of the three famous temples for getting rid of bad luck☆Travel Information Tokyo. Please click translation function on the upper right side of the screen.
日本厄除け三大師
厄除けのお寺として有名な日本厄除け三大師は関東三大師とも呼ばれ、神奈川県の川崎大師(かわざきだいし)、東京都の西新井大師(にしあらいだいし)、千葉県の観福寺(かんぷくじ)を指します。それぞれ弘法大師(こうぼうだいし)=空海(くうかい)をお祀(まつ)りしています。
西新井大師
東京都足立区にある西新井大師は真言宗豊山派の寺院で正式名称を五智山(ごちさん)遍照院(へんじょういん)総持寺(そうじじ)と言います。
御本尊には悪疫流行に苦しむ人々を救うため、弘法大師自らが彫った十一面観世音菩薩と弘法大師を祀っています。弘法大師が祈願した際に西側にあった枯れた井戸から新しい水が湧き、それを飲んだ人々が次々に病から立ち直ったと伝えられており、それが「西新井」の地名の由来となっています。

そこまで大きなお寺ではないですが、四国八十八所をまわるのと同じ御利益をもらうことが出来る88体の大師像や延命水洗い自蔵尊なども祀られています。しだれ桜や藤棚も立派なのでそれぞれの季節に楽しむことができそうでした。小さいながらも立派な滝があって鯉もたくさん泳いでおり、新緑のもみじが美しかったので秋もきっときれいだと思います。

また、お護摩は毎日1日6回 (9:30/11:00/12:30/14:00/15:15/16:30)行われているので10分前までに受付を済ませればあげてもらうことが出来ます。
近くのお店

参道には老舗の草団子や煎餅屋さんが軒を並べ、今風にアレンジされたカフェではソフトクリームを食べる事も出来ます。

お参りを済ませた後は腹ごしらえをしようと有名なお稲荷さん専門店の川村屋さんに立ち寄りました。TV取材などもよく受けているようで店の前にはたくさんの色紙やメディア取材の様子が張り出されています。
訪問した日は祝日だったので限定販売の出世いなりもありました。下写真の向かって左側のお皿の上のいなりが出世いなり(ウズラの煮卵と生姜が入っています)は生姜がピリリといいアクセントになっていて美味しかったです。その下がかんぴょう巻き。
右側のお皿の左がお店で朝炒ったという胡麻が入った胡麻いなりで胡麻のいい香りがしました。角煮いなりはマヨネーズを付けたほうがおいしかったです。

お稲荷さんでかるく小腹を満たしたら、今度は草だんごを頂きます。お店は鳥居をくぐってすぐのところにある田口菓子舗。

頂いたのは草だんごとくずもちのセットにお抹茶付き。

お茶付きの方が安かったですが、このお茶もお抹茶に負けず劣らず美味しいものでした。草だんごの餡(あん)はこし餡と粒餡をそれぞれ頼みましたがこし餡の方が舌触りもよくて美味しかったです。

ここでかなりお腹がいっぱいだったのですが、暑い日だったのでソフトクリームも食べました。ありがたい事にレギュラーサイズの他にミニサイズもありました。味は北海道ソフトとモカ、そのミックスの3種類です。これもなかなか濃厚で美味しかったです。

他にも干物やさんや一杯飲み屋さん、夕方五時からお店がオープンするドジョウ屋さんなど、行ってみたいと思うお店はたくさんあったので今度は夕方辺りに来たいと思いました。ちなみに千円で酔っ払えるセンベロの聖地赤羽も場所が近いので厄払いして、煩悩をたち、またお酒を飲んで煩悩まみれになるのも人間らしくていいかもしれません。
ホームページ
アクセス
名前:西新井大師(五智山 遍照院 総持寺)
住所:東京都足立区西新井1丁目15-1
電車:東武大師線大師前駅下車 徒歩5分
日暮里舎人ライナー 西新井大師西駅下車 徒歩20分
バス:池袋駅東口発 都営バス 西新井駅行き 西新井大師下車(所要時間 通常40分)
王子駅発 都営バス 西新井駅行き 西新井大師下車(所要時間 通常20分)
赤羽駅東口発 国際興業バス 環七経由西新井駅行き 西新井大師下車(所要時間 通常30分)
※荒川大橋経由西新井駅行きは所要時間に50分を要しますので、環七経由をご利用ください。