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ベニモンアゲハ(紅門揚翅)学名:Pachiliopta aristolochiae

  ベニモンアゲハ(紅門揚翅) チョウ目アゲハチョウ科 学名:Pachiliopta aristolochiae   東村で初めて撮影したときに、スパイダーマンみたいななんと強烈な見かけの蝶なんだろうと思った。 派手な模様の蝶というのは体内に毒を保有しているものが多い。 外敵に対して、「私を食べたら死にますよ」というアピールをしているものがとても多い。 このベニモンアゲハも例にもれず、幼虫は本当に、リュウキュウウマノスズクサやコウシュンウマノスズクを食べて体内にアルカロイド毒 ...

ツマグロヒョウモンの雄  Argyreus hyperbius

  ツマグロヒョウモンのメスはこちら ツマグロヒョウモンのメス   ツマグロヒョウモン (褄黒豹紋) チョウ目タテハチョウ科 学名:Argyreus hyperbius 沖縄ではかなり頻繁にみかける蝶です。 これは乙羽岳(おっぱだけ)で撮影したもの。     こちらは名護岳の山頂にて撮影。幼虫はリュウキュウコスミレを食草にします。 リュウキュウコスミレ 成虫はタチアワユキセンダングサの周りでよく見かけます。 タチアワユキセンダングサ   ...

オキナワルリチラシ (沖縄瑠璃散らし) Eterusia aedea

  オキナワルリチラシ (沖縄瑠璃散らし) チョウ目マダラガ科 学名:Eterusia aedea     初めて名護岳に登ったときに遭遇したのがオキナワルリチラシ。 羽を広げれば金青色の鱗粉を散らしてそれはそれは綺麗です。 沖縄外にいるのはルリチラシでもっと地味な模様です。 蝶は南に行けば行くほど翅の模様が綺麗で派手になる傾向があります。 そして日本ではオキナワルリチラシは「蛾」に分類されます。 もっとも「蛾(butterfly)」と「蝶(moth )」と日本語や ...

アサギマダラ(浅葱斑、学名:Parantica sita)

2018年9月19日

  アサギマダラ(浅葱斑) 学名:Parantica sita チョウ目タテハチョウ科アサギマダラ属 幼虫(イモムシ)の食草はガガイモ科の植物(キジョラン、イケマ、サクララン)で、それらは毒性の強いアルカロイドを含んでいるため成虫になっても体内に毒を持ち続けます。その為、オオゴマダラなどと同じように鳥に食べられる心配がないため、ひらひらとゆっくり飛びます。また、一生を通して【幼虫、蛹(さなぎ)、成虫】派手な見た目なのは、毒を持っていることを敵に知らせる警戒色と考えられています。 サクラ ...

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2018年9月12日

  時々主に植物観察と運動の為(笑)にヤンバルの山の中に入ります。 野鳥は鳴き声は聞こえど姿は見えず、それはそれで鳴き声だけを楽しむ山歩きです。 そんな中、あまり昆虫は得意ではない私がハッキリとみる事ができる虫がいます。 オオシマカクムネベニホタル(大島角胸紅蛍) 学名:Lyponia oshimana カブトムシ亜目ホタル上科ベニホタル科 これも沖縄の固有種。有毒なので触れないように注意!   ヤンバルの山の中ではこれを見かけると春を感じると言われてます。 光らないホタルだ ...