ジャゴケ(蛇苔) 学名:Conocephalum conicum
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A pattern that resembles the scales on a snake which glows in Aomori. Please click translation function on the upper right side of the screen.
青森の奥入瀬渓谷に行ったとき、ちょうどコケを観察するイベントをやっていました。ジャゴケは日本のみならずどこでもみる事はでき、葉状体コケ類の代表種といっていいぐらい大型でなかなか特徴的なデザインなので苔ファンも多いそうです。
ジャゴケ(蛇苔)
学名:Conocephalum conicum
ゼニゴケ目ジャゴケ科
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ゼニゴケの一種で表面が蛇の鱗のように見える特徴的なデザインです。ツヤツヤして見えますが触るとかなりごわごわした手触りです。私が撮影した奥入瀬渓谷は植物の採取は禁止されているのでやりませんでしたが、この葉を千切って手で揉むと「まつたけ」の匂いがするそうです。
雌雄異体なので雌は葉状体の先端にエノキをさらに細くしたような形の雌器托作って、秋になると胞子を飛ばします。雄は葉状体の表面に楕円形のボタンのような雄器托を作ります。
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奥入瀬渓谷にはたくさんの植物が生えていましたが、コケで種類が多いのは上写真の看板に載っているエビゴケ、ネズミノオゴケ、そしてこのジャゴケでした。