あおもり犬で有名な青森県立美術館はシャガールの作品が撮影できます【青森:青森市】
[toc]
The Aomori Museum of Art # Travel Information of Aomori. Please click translation function on the upper right side of the screen.
三内丸山遺跡から縄文の小径を挟んで隣に立っているのが青森県立美術館です。どちらもとても楽しかったので時間が許せば絶対に行くことをお勧めしますが、三内丸山遺跡の半券で青森県立美術館の拝観料の割引が受けられるので先に三内丸山遺跡に行った方がお得です。
青森県立美術館
建築家青木淳の設計した青森県立美術館は建物の外観、内観すべてが雪のような真っ白でとても落ち着いた静かな空間でした。私は紅葉の時期に訪れましたが、しんしんと雪が降り積もったらもっと素敵だろうと思わせる建物でした。
https://www.instagram.com/p/B4MRBS-nxpX/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/B4MQrvgHXWh/?utm_source=ig_web_copy_link
青い森をイメージした青森県立美術館のシンボルマークは夜になると青く光るそうで、夜も素敵だと思います。
https://www.instagram.com/p/B4MQbbDHaRv/?utm_source=ig_web_copy_link
青森県立美術館は気持ちの良い公園の様な場所に立っていて、美術館の外でセグロセキレイを見たり、
https://www.instagram.com/p/B4MLdYgH7it/?utm_source=ig_web_copy_link
紅葉を楽しんだりすることも出来ます。
https://www.instagram.com/p/B4MQ1rRH55f/?utm_source=ig_web_copy_link
館内に入ってすぐに目を奪われるのが
シャガール 「アレコ」
空間の広さを最大限贅沢に使い、それも作品の一部だと思えるような展示の仕方が素晴らしいです。青森県立美術館が所蔵しているのはシャガールのバレエ「アレコ」舞台背景画のうち3点だけですが、残りの1点を2021年までフィラデルフィア美術館より貸出を受けていて計4点全てが揃って見れたのはとてもラッキーでした。
第1幕 《月光のアレコとゼンフィラ》
https://www.instagram.com/p/B4MU_vgngjR/?utm_source=ig_web_copy_link
第2幕 《カーニヴァル》
https://www.instagram.com/p/B4MWJMiHVAR/?utm_source=ig_web_copy_link
第3幕 《ある夏の午後の麦畑》
※2021年までフィアデルフィア美術館より貸出
https://www.instagram.com/p/B4JRMPInAqc/?utm_source=ig_web_copy_link
第4幕 《サンクトペテルブルクの幻想》
https://www.instagram.com/p/B4MVaItnJEn/?utm_source=ig_web_copy_link
計4点全てが揃ってみれたのはラッキーです。
奈良美智
青森県立美術館と切っても切り離せない作家といえば奈良美智(なら よしとも)です。私が一番最初に奈良美智と出会ったのは吉本ばななのひな菊の人生でした。主人公のひな菊が母を亡くした時に支えてくれた親友のダリアを思い出し、人生を振り返る物語ですが、その独特の世界観に奈良美智の描く大きな瞳で睨むようにこちらを見る少女の絵がぴったりと当てはまると思ったことを今でも覚えています。
あおもり犬
奈良美智は青森県弘前市出身で、この青森県立美術館の代表作といっても過言ではない巨大な犬の立体像「あおもり犬」や宗教的な建造物を思わせる「八角堂」内に設置されたブロンズ像「Miss Forest / 森の子」が作品として展示されています。「あおもり犬」は館内からでも館内に入らなくても外からでも(無料で)見る事もできます(下写真は館内から撮影)
https://www.instagram.com/p/B4MTa9tH3ol/?utm_source=ig_web_copy_link
あおもり犬への行き方
建物内に大きな案内板が無いため口コミなどでは不親切と書かれていますが、チケット購入に「あおもり犬」(と「八角堂」)への行き方が書かれた地図が貰えます。また館内の係り員の方から「あおもり犬」に行かれますか?と何度も声をかけてもらったので館内から「あおもり犬」を見に行くのはさほどハードルは高くありません。
https://www.instagram.com/p/B4MmpKBHfU-/?utm_source=ig_web_copy_link
その場所にたどり着くまでが地下通路を通って階段を上り下りするので、まるで迷路に舞い込んだかのようにな気持ちになります。建物を出たらまずは階段を上がります。
https://www.instagram.com/p/B4MocuJnTBX/?utm_source=ig_web_copy_link
細い通路を通り、再び階段を降ります。
https://www.instagram.com/p/B4MoanMH-LY/?utm_source=ig_web_copy_link
角を曲がるとぱっと目の前が開け、想像以上の大きさの「あおもり犬」を見る事ができます。このたどりつくまでの道も含めて「あおもり犬」という作品と言えるかもしれません。
https://www.instagram.com/p/B4MTnDVH8xR/?utm_source=ig_web_copy_link
作品は下から覗いたり、後ろから見たりするとまた違った表情を見せてくれるので是非「あおもり犬」の下に入り込んだり、後ろにも回って見て下さい。
https://www.instagram.com/p/B4MTp5zHFJ2/?utm_source=ig_web_copy_link
頭をうなだれている背中にはなんとも言えない哀愁が漂っています。
https://www.instagram.com/p/B4MTsianpo_/?utm_source=ig_web_copy_link
「あおもり犬」を見終わり、駐車場戻ろうとして途中に壁に目が留まりました。壁は下が斜めになっていて浮いています。建物の細部にまで仕掛けがあり、それを探すのもまた美術館の楽しさです。
https://www.instagram.com/p/B4MolZuHO9h/?utm_source=ig_web_copy_link
ホームページ
アクセス
名前青森県立美術館
住所:青森県青森市安田字近野185
TEL : 017-783-3000
料金:一般510円 大学生・高校生300円 中学生・小学生100円
営業時間:【10/1 ~ 5/31】 9:30 – 17:00 (入館は16:30まで) 【6/1- 9/30】 9:00 – 18:00 (入館は17:30まで)
休み:毎月第2、第4月曜日 (この日が祝日の場合は、その翌日) 年末年始(平成31年度は12月27日から1月1日まで)
※その他作品の入替による休館日があります。詳しくはイベントスケジュールを確認下さい。
美術館の中からはガラス越しでしかあおもり犬は観賞できないため、一旦外に出る事になります。身体が不自由な方は遠回りしなくても行ける方法がありますので、係りの方に声をかけてみて下さい。