神岡鉄道の廃線跡を走れるレールマウンテンバイク Gattan Go!! 【岐阜:神岡】

2019年8月30日

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You can experience a special adventure! Riding through the tunnels is thrilling!☆Travel Information of Gifu. Please click translation function on the upper right side of the screen.

 

この夏、当選が難しいと言われるスーパカミオカンデを見学するツアー(GSAツアー)に当選した時にすぐに調べたのがイベント本拠地となる岐阜県神岡町の観光地。するとこの町には2つの目玉観光地があることが分かりました。

 

1つはひだ宇宙科学館 カミオカラボのあるスカイドーム(道の駅)で、通常見に行く事は出来ないスーパカミオカンデを中心とした科学館です。

 

もう1つは廃止となった神岡鉄道の廃線跡を利用した予約必須の大人気アトラクション施設「レールマウンテンバイク Gattan Go!!」があることが分かりました。

 

レールマウンテンバイク Gattan Go!!

かつて列車が走っていた線路の上を電動アシスト付き自転車で走ることが出来ます。目線はまさに運転手です。

レールマウンテンバイク Gattan Go!!

 

まちなかコースの受付集合

このレールマウンテンバイク Gattan Go!!には「渓流コース」と「まちなかコース」の2つのコースがあって、それぞれ受付(スタート地点)が異なります。今回私が体験したのは「まちなかコース」で、廃線になる前の駅舎を利用した素敵な場所でした。「旧奥飛騨温泉口駅」と「旧神岡鉱山前駅」の間、走行距離往復 約5.8km (片道 約2.9km)を所要時間約40分〜50分で走ります。受付からコース終了時間はおよそ約1時間でした。

かつてこの線路を走っていた電車「おくひだ1号」はスタート地点に配置されています。なんと2019年にはこのおくひだ1号を自分で運転できる特別企画があるらしく、9月、11月はまだ空きがあるようです。

 

レールマウンテンバイク Gattan Go!!

 

裏手にある古い待合室もとっても素敵でした。

 

レールマウンテンバイク Gattan Go!!
レールマウンテンバイク Gattan Go!!

 

スタート

ヘルメットを被り、いよいよ駅のホームから出発です。

 

レールマウンテンバイク Gattan Go!!

 

係りの方にサドルの高さを合わせてもらい、写真屋のおじさんが写真を撮り終わったら即出発です。

レールマウンテンバイク Gattan Go!!

 

 

風を切って、民家を見下ろしながら走ります。運がよければ野生のカモシカにも遭遇することがあるそうです。

 

レールマウンテンバイク Gattan Go!!

 

野生の生き物に会える⁈

列車が走らなくなった今、線路には野生の生き物が出没することもよくあるそうです。せっかく誰も前を走っていない先頭車両に乗ることが出来ましたが、何度も参加者に目撃されているカモシカには会えませんでした。しかしアサギマダラルリタテハジャコウアゲハなどたくさんの蝶とともにきれいな紫陽花に心が癒されました。

 

 

レールマウンテンバイク Gattan Go!!

 

チェックポイントのきのこ(トイレ)

 

レールマウンテンバイク Gattan Go!!

 

真っ暗なトンネル

まっくらで夏でもヒンヤリするトンネル

 

レールマウンテンバイク Gattan Go!!

 

トンネルを抜けるとそこは再び民家と森が続きます。

通過駅のひだかみおか駅。

レールマウンテンバイク Gattan Go!!
レールマウンテンバイク Gattan Go!!
レールマウンテンバイク Gattan Go!!

 

折り返し地点で休憩

折り返し地点の神岡鉱山前駅で一旦自転車をおりて休憩です。なぜかキュウリ(一人半分)のおやつ付きでした。

レールマウンテンバイク Gattan Go!!

 

線路を走る様子はこんな感じです。

 

レールマウンテンバイク Gattan Go!!

 

銀河鉄道

今度は来たところをまた戻っていくのですが、なんと行きは真っ暗だったトンネルに光のレールが出来ていました。

レールマウンテンバイク Gattan Go!!

 

ゴール

ラストスパートで最後の坂道を登り切りゴールです。他の方の口コミを見ていると電動アシスト付き自転車だから余裕でしたと書かれていましたが、普段運動していない人(私)にはそれなりに疲れました。受付の人や誘導係りの方は電動アシストだからお年寄りでも子供でも大丈夫と太鼓判を押してくれてますが、この「まちなかコース」は出発時が下りコースで、折り返し地点からゴールに向かって上り坂になっています。たとえ電動であったとしてもアシストしてくれるだけで実際に自転車をこがなくていいわけではありません。体力に自信のない方は心して挑んでください。でもがんばったその先には他では味わえない体験が待っています。

 

自転車を降りて駅舎に入ると、スタート前に撮った写真屋のおじさんが待っています。自転車に乗って、線路の上で全身が写る写真はこのおじさんしか撮れないのでそこそこ購入したように思います。そして次回参加するときは200円引きになるという最初にもらったカードに終了スタンプを自分で押して終了です。

レールマウンテンバイク Gattan Go!!

 

この駅舎内には昔ながらの囲炉裏があったり、鉱山の町なので様々な鉱石が飾ってあったり、スーパカミオカンデ関連の展示物も置かれていました。

 

レールマウンテンバイク Gattan Go!!
レールマウンテンバイク Gattan Go!!

 

ホームページ

 

アクセス

名前:レールマウンテンバイクGattan Go! 
住所:岐阜県飛騨市神岡町東雲1327-2 旧神岡鉄道 奥飛騨温泉口駅
TEL:090-7020-5852
営業時間:月によって営業時間がちがうので詳しくは予約サイトにてご確認下さい。(以下は公式ホームページにある営業時間です)

レールマウンテンバイクGattan GO!

 

定休日:水曜
料金:ハイブリット車2人/3000円 2階建てシートセット2~5人/5000円 観覧シートセット2~3人/4000円 
   タンデム車4人/6000円 サイドカー1~3人/2500円 おくひだ2号(車いす特等席車両)2~3人/4000円

レールマウンテンバイクGattan GO!

 

その他、有料オプションでチャイルドシートやペットゲージ(小)(大)もあります。金額は記載されておりませんので詳しくは電話にてお問合せ下さい。

 

※渓流コースとまちなかコースは受付場所(スタート地点)が違うので注意。まちなかコースの受付場所は下の地図の場所、「喫茶あすなろ」の隣(岐阜県飛騨市神岡町東雲1327-2)ですが、渓流コースは「正眼寺(しょうがんじ)」(岐阜県飛騨市神岡町西漆山142を目印に漆山駅という廃線になった駅です。

 

2019年8月30日

Posted by hana