圧倒的な渓谷美★国の天然記念物「塔のへつり」【福島:南会津】
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Beautiful Valley Tou-no-Hetsuri # Travel Information of Fukushima. Please click translation function on the upper right side of the screen.
南会津の観光地といえば大内宿(おおうちじゅく)ですが、そこから車で10分ぐらい行った場所に国の天然記念物である「塔のへつり」があります。
看板によると「へつり」とは、この地方の方言で「川に迫った断崖・絶壁・急斜面・川岸などの険しい道」のことで、100万年以上もの長い年月をかけて浸食と風化を繰り返し、見事な景観を作り出した。大川ライン最大の渓谷美である」とのこと。
秋の紅葉シーズンに行ったのでとても綺麗でしたが、この辺り一体は藤見公園とも呼ばれているそうで、4月終わりから5月にかけては見事な藤棚が見れるそうです。
塔のよう見える10個の岩にはそれぞれ名前がついていて、この奇岩群は1943年に国の天然記念物に指定されました。
橋の右と左では光の当たり方が違う為、違った景色を見せてくれます。
橋を渡り切って階段を登ると何やら小さな石がたくさんあります。
よく見ると積石なので、パワースポットか何かなのかなと思って進むと
「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」と書かれた洞窟の中にお堂がありました。残念ながら門が閉まっていたので詳しいことは分かりませんが、地元の人が大切にしている場所なのだということは伝わってきました。
小さなエリアなので30分もあれば見終わるので大内宿まで来たら足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。
ホームページ
アクセス
名前:塔のへつり
住所:福島県南会津郡下郷町弥五島下タ林5316
TEL :0241-69-1144(下郷町観光協会)
閉鎖時間:なし
塔のへつりの入り口にお土産屋さんがあって、駐車場があります。お店の方が無料駐車と書かれたカードを渡しながら「帰りはお買い物してね」と声かけをしています。カードは加工されたもので、お店に戻す方式になっています。
大内宿から車で15分