七夕の虹を架ける鳥☆カササギ(鵲)学名:Pica pica カラス科カササギ属

2019年11月25日

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Eurasian Magpie which lives in Okinawa. Please click translation function on the upper right side of the screen.

 

カササギ(鵲)
学名:Pica pica
スズメ目カラス科カササギ属1種類のみ。

 

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カチガラスやコウライガラスとも呼ばれています。日本の本州では留鳥ですが、本来沖縄にはいません。しかし迷鳥としてたまたま風に流されてやってきたカササギを美ら海水族館で撮影しました。

 

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国によって違うカササギのイメージ

【日本】

日本では元々は七夕の架け橋を作る伝説の鳥として知られています。奈良時代の歌人である大伴家持(おおとものやかもち)は「新古今和歌集」や「小倉百人一首」に

鵲の 渡せる橋に おく霜の しろきを見れば 夜ぞ更けにける

と七夕伝説におけるカササギの役割の歌を詠んでいます。

 

【中国】

中国でもカササギは「喜鵲」と書き、こちらは七夕に織姫と彦星の間をつなぐ掛け橋の役を担う鳥として、親しまれています。

 

【英語圏】

しかし英語圏では、カササギ、オナガ、サンジャク、ヘキサンなどをまとめて magpie(マグパイ)と呼び、伝統的に「泥棒でおしゃべり好きな狡猾なやつ」としてイメージされ、あまりいい印象は持たれていません。それはカササギが金属など光るものを集める習性があるからそうイメージされるようになったと言われていますが、実はカササギにはそういった習性はありません。完全な濡れ衣を着せられたままイメージが定着してしまっているかわいそうな鳥です。

 

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2019年11月25日

Posted by hana