国の天然記念物☆ヤエヤマセマルハコガメ 学名:Cuora flavomarginata evelynae
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ヤエヤマセマルハコガメ
学名:Cuora flavomarginata evelynae
カメ目イシガメ科ハコガメ属
西表島でヒナイ川付近のトレッキング行ったときに見つけました。
日本では本来は石垣島と西表島にのみ生息しているが、環境破壊やペットとして販売されるために乱獲されてしまい、絶滅危惧種であり、国の天然記念物に指定されています。湿度の高い山の中で暮らし、一般的な亀と同じく産んだ卵は約3か月で孵化。生まれ出てくるときの温度が高いとメスになりやすいと言われています。しかし、沖縄本島などでみかけることもあり、それは中国(チュウゴクセマルハコガメ【C. f. flavomarginata】)が密輸されたものである可能性が高く、別の希少種リュウキュウヤマガメと交雑した個体も見つかっているそう。ちなみに中国では食料や薬用とされています。
私が持っているのはまだ若い個体なのか小さいもの。大人になると500ミリ入りのペットボトルよりすこし軽いぐらいの重さになるそうです。
ヤエヤマセマルハコガメは沖縄に暮らしていて、唯一自然の中で出会った亀です。今度はヤンバル(沖縄北部)でリュウキュウヤマガメに出会いたいです。