山羊は食べるもの⁈沖縄の普通はびっくりの連続【沖縄】
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離島ゆえに独自の文化が残る沖縄。私が驚いた沖縄の事をちょっとまとめてみました。
生き物編
長いものを見たら巻かれろではなく轢け!
長いものを見たら巻かれろではなく轢け!(正確に轢き殺せ!)。なんとも物騒な話ですが、沖縄では道路にハブが出てきます。だからうちなんちゅー(沖縄県民)は細長いものを見たら反射的に轢いてしまうとかしまわないとか。
山羊は美味しい
山羊や豚は一般の家庭でも食べるために育てるもの。これは沖縄では昔はどこもそうだったに違いありませんが、ヤンバル(沖縄北部)ではまだまだその風習が色濃く残ります。
野良(のら)山羊だっています。
ヤンバル(沖縄北部)では時々ペットとしてヤギが飼われています。首輪と散歩ヒモをつけて子供が自分より大きなヤギを散歩しているのもたまに見かけます。その飼われていたものが逃げたのか、それとも野生なのかはわかりませんが、明らかに野良のヤギも道路で見る事があります。
満月のカニは道路で立ち上がる
満月の夜、ヤンバル(沖縄北部)の国道58号線を車で走っていると産卵のために海に降りるオオオカガニに出会います。その時、カニは威嚇(いかく)するために立ち上がります。これがなかなかかわいいのですが、小さな生き物なので、この事を知らなければ車でカニを轢(ひ)き殺してしまいます。この事はカニだけでなくヤンバルクイナを始めてとして絶滅危惧種に指定されている生き物全般に言えることです。ヤンバルをドライブするときはスピードを出さず生き物に注意して運転して下さいね。
※ちなみに沖縄にいるカニは全て絶滅危惧種です。
沖縄のおじい
家では女の人が子供たちの夕ご飯作りや家の用事に追われている夕方になると、オリオンビール片手におじい(おじいさん)が夕日の沈むのが見える場所に集まり、ゆんたく(おしゃべり)をしています。夕日が沈むのを見届けると帰宅し、お風呂に入ってご飯を食べて9時頃から飲みに出かけて行きます。これは全員に当てはまるわけではありませんが、結構な割合で見かけます。
食べ物編
〆はステーキ
飲んだ後の〆はラーメンじゃなくてステーキ。最近では沖縄そばもアリになってきましたがやはりステーキじゃなきゃいけないという人も多いです。
ご当地アイス
どういう理由かは分かりませんが沖縄明治乳業のみで販売されているアンパンマンアイス。中身はいたって普通のチョコアイスで、うまい。うちなんちゅー(沖縄県民)は全国区で販売されていると思っています。(下写真)
生活編
玄関の扉は閉めない
湿気が多い沖縄では締め切ると家の中が暑くなります。そこで沖縄のおばあ(おばあちゃん)はとにかく玄関の扉を閉める事を嫌います。さすがに台風の時は扉は閉めます。
台風前の買い物
停電に慣れているうちなんちゅ(沖縄県民)は台風が発生したら、まず近くのスーパーに行ってインスタントラーメンやパンやおにぎり、お菓子など冷蔵庫に入れなくてもいいものを買いだめします。そして台風が来て電源が落ちるまでは冷蔵庫のものを食べ、停電が始まったら冷蔵庫は一切開けず、買いだめしておいたものを食べます。飲み物はクーラーボックスに入れておきます。冷蔵庫は実は閉めっぱなしにしておけば電源が落ちても一日ぐらいは中のものは腐りません。さすがにアイスクリームは溶けてドロドロになりますが、お肉や冷凍食品などすでに凍っているものはお互いが保冷材の役割を果たすようです。
台風時は家にいない
独身や若者などは台風が来たらウキウキします。なぜなら早くから仕事が終わって飲みに行けるからです。沖縄の居酒屋は台風が来たら自家発電で24時間営業しているお店も多いです。みな、台風が去るまではお店で楽しく飲み続けるのです。
貯金通帳と印鑑
一人暮らしの方はさすがに玄関の扉をしめないというわけにはいきませんが、やはり湿気が多いために普段は窓は開けて外出しています。その為、貯金通帳と印鑑は持って歩いて仕事に行くそうですが、台風が来て飲みに行くときは酔っぱらって失くしてはいけないので窓を閉めて貯金通帳と印鑑は自宅に置いていくそうです。
今思いつくまま書いてみましたがまだまだいっぱいあると思うのでまた思いついたら書きたいと思います。