★山寺と垂水遺跡【山形:山寺】
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The Yamadera Risshakuji Temple &
Tarumizuiseki Remains # Travel Journal of YAMAGATA. Please click translation function on the upper right side of this screen.
旅行に持って行って便利だったもの
地味に更新させ続けている旅行に持っていって便利だった持ち物。車用のiphone(スマートフォン)置きやレインコートなどいつもの事ながら大いに役立ちました。以前読んだ方も新しいアイテムが増えているのでまた覗いてみてください。
前日蔵王に泊まり、この日は山寺を目指します。
山寺・宝寿山立石寺
松尾芭蕉が「おくのほそ道」で読んだ俳句「閑さ(しずけさ)や岩にしみ入る蝉の声」を読んだ場所としても有名な「宝珠山立石寺」。山寺の通り名の方が有名かもしれません。慈覚大師によって改竄され、登山口から頂上にある奥之院までは長い長い石段を登っていきます。
登山口のすぐ側には開山以来1100年間一度も火を絶やしたことがない、根本中堂(こんぽんちゅうどう)があり、途中には松尾芭蕉の歌碑であるせみ塚もあります。山の形式を楽しみながらどんどん登って行くと写真で何度も見た景色が目の前に現れました。
山寺といえば下の写真が有名です。
下写真の右の建物が開山堂で、光の反射具合で見えにくくなっていますが左の建物が納経堂と言ってお経を収めてものです。
開山堂・納経堂を過ぎてさらに細い階段を登っていくと五大堂という見晴らしの良い櫓があります。
ここでみなさん写真を撮るための列ができていました。茶屋を横目にさらに階段を登って行くと奥之院・大仏殿があり、ここが最終目的地になります。立石寺は悪縁切り寺として有名ですが、ここまで上がって来れる体力があれば病気も気力も回復しそうです。
ホームページ
アクセス
店名:山寺・立石寺
住所:山形県山形市山寺4456−1
TEL:023-695-2843
営業時間:4月〜11月 8:00~17:00
12月〜3月 8:30~15:00
入山料:大人300円 中学生200円 4歳児以上100円
大抵の人は山寺にお参りしたらそれで終わりだと思うのですが、実は山寺には「裏山寺」と呼ばれるエリアがあります。
垂水遺跡
裏山寺と呼ばれる場所は地理的には「峰の浦」という名前です。峰の浦の中でも垂水(たるみず)遺跡と呼ばれる場所は、慈覚大師円仁が山寺の開山前に修場所にしていたと伝えられています。実際に大正時代までは山伏が修行場として使用していました。
車を駐車場に止めて歩いて行くと、千手院観音の入り口前には線路があります。
電車が来てないことを確認したらこれを越えて千住院観音に向かって階段を上がったところに山道の入り口があります。
山道の入口から徒歩約20分ほど歩いて行くと大きな穴がたくさん空いた巨岩が突然現れます。
山は鳥の鳴き声や木々の揺れる音のみが聞こえる静けさと圧倒的な存在感を放つこの垂水遺跡がものすごい神秘的な感じを醸し出していました。
ただ徒歩20分といえど山道であるのでそれなりに体力を使います。私は山寺参拝のあと銀山温泉に宿泊して次の日に垂水遺跡に行きました。
ホームページ
なし
アクセス
峯の浦 垂水遺跡
住所:山形県山形市山寺 千手院
営業時間:常時
線路をまたいで入るので注意して渡ってください。
山寺駅から車で約15分