「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」の擬似体験!と本物の習志野隕石(国立科学博物館)【東京】
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初めに…現在の国立科学博物館への入館方法
コロナ禍の今、様々な美術館や博物館の入場が予約制になっています。現在、国立科学博物館もネットから予約しないとどんな人も入館することができません。国立科学博物館の公式サイトでは予約可能な人数が提示されているため現在どれぐらいの人が入館しているかを知ることができます。
3万年前の航海 徹底再現プロジェクト
3万年前に黒潮を乗り越え台湾からやってきたと推測される日本列島人。当時を再現しようと2016年に始まったのが「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト(2016-2019)」です。私がこのプロジェクトを最初に知ったのは今回ナレーションを務めている「満島ひかり」× 国立科学博物館所属の「海部陽介」が出演したNHKの番組「SWITCH」でした。その後、幾度が失敗を重ね、最終的には丸木舟で台湾から与那国島までの約200キロメートル以上の航海を成功させましたニュースを見て感激したことをよく覚えています。
今回その時の様子をTEATER360で擬似体験する事ができました。
THEATER360(シアターサンロクマル)とは
直径12.8m(実際の地球の100万分の1の大きさ)のドームの内側すべてがスクリーンになっていて、その中のブリッジに立ち、映像をご覧いただけます。360°全方位に映像が映し出され、独特の浮遊感などが味わえる世界初のシアターです。
当館では、これまでに制作した7本のオリジナル映像を組み合わせて上映しています。
360°の音と映像に包まれる体験を一度味わってください。
平日の15時に入館したこともあり、定員20名のTEATER360は私と親子連れが2組で計6人。ソーシャルディスタンスをとって各々で鑑賞できました。
映像は沖縄のサキタリ洞窟跡から始まります。実はこのサキタリ洞窟後は沖縄の南城市にあるガンガラーの谷にある遺跡の事で、私は2度ほど訪れたことがあります。
そして映像は自分自身が丸太船に乗っているように感じることができる仕様になっています。台湾を出発して黒潮が待ち受ける大海原の過酷な航海の末に与那国島まで辿り着くまでを7分の映像でまとめてあります。短くてもスリリングな体験ができ、映像の中で与那国島に到着したときは感動しました。
そして次に向かったのは2020年7月に千葉市習志野の民家の屋根に落下した習志野隕石を展示している場所です。
習志野隕石
隕石は私が想像していた以上に小さく見た目はなんてことはない普通の石に見えます。
隕石は2箇所見つかっています。
習志野隕石は日本館の3階「変動する日本列島」の落下した隕石のコーナーに展示されていました。ちなみにこの鉱石を展示しているコーナーは高級時計を展示しているかのように美しく、私が大好きな場所です。
国立科学博物館は貴重な展示物の量も桁外れに多く、一度来ただけでは回りきれません。私は4度目にしてようやく落ち着いて自分の好きなところだけ見ることができました。科学の最先端を常に展示してくれるので何度足を運んでも新しいものと出会うことができます。
ホームページ
アクセス
店名:国立科学博物館
住所:沖縄県東京都台東区上野公園7-20
TEL:03-5777-8600
営業時間:09:00~17:00(金曜・土曜は 09:00~20:00)
定休日:月曜(日・月曜が祝日または振替休日の場合はその翌日)、年末年始(12/28~1/1)、くん蒸期間(6月下旬頃)
常設展の入館料:一般 620円 高校生(高等専門学校生を含む)以下 無料
現在、金曜・土曜の営業時間も09:00~17:00です。その時々で変わっているようなのでHPにてご自身で必ずご確認下さい。